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16-冬森が天音に再開発されるゾ

土曜日の朝、というか昼寄り、正確に言うならば午前十一時過ぎ。 天音宅、毛布に包まってぐーすか寝ていた冬森はホットコーヒーの匂いに目覚めを誘われた。 「冬森、起きたか?」 シンプルな上下黒の部屋着を身に着けて朝食の準備をしていた天音は、毛布の中で「ん~」と背伸びをする半裸冬森のそばにやってくると、あほ感丸出しな寝惚け顔を覗き込んだ。 「おはよう、冬森」 ……あ、ここ、天音んちか。 ……で、これ、俺の嫁。 「……天音~……」 冬森は毛布から這い出ると天音の腰に抱きついてデレた。 ちなみに寝起き男子高校生の体には二つの生理現象が顕著に表れていた。 「……冬森、勃ってるのか?」 「んが……勃ってる……しょんべんいきてー」 「忙しい体だな」 ぴたりと自分にひっついている寝起き冬森のぼんやりあほっぷりに天音は笑みを深めた。 少し上体を屈めると、毛布の中に手を潜り込ませ、隠れていた冬森の下半身に触れてみる。 「ん」 ぴくんと震える剥き出しの褐色肩。 貸しているスウェット越しに朝勃ちペニスを撫でてやれば、ぞくぞく、むずむず、ぶるぶる。 ……やば、きもちいーけど。 このままやられたら漏らしそ。 「天音……俺、先、しょんべん……」 天音の肩を掴んで身を起こし、ベッドから出ようとした寝起き冬森だが。 ぐいっ 「冬森、ここでトイレしたら」 天音に腕を掴まれるなり引き戻されて背中がその胸に着地した。 背後から抱きしめられて、きゅっと、下腹部辺りを圧迫される。 「んぁ」 ぶるぶる、むずむず。 「ちょ、天音……?」 寝惚けまなこで振り返ればキスされた。 乳首をゆっくりつねられる。 指の腹同士で捏ね繰られる。 ぞくぞく、むずむず。 尿意に追い詰められている身には少々キツイ刺激だった。 思わず内股になってしまう。 そんな閉ざされた太腿隙間に割り込んできた天音の片手。 さわさわ、さわさわ、スウェットを卑猥に盛り上げる天辺をソフトに触れてきた。 むずむずむずむず。 「あ、ちょ、天音……っ」 「いいよ、冬森」 「……は?」 「おもらし、してもいいよ」

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