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両親は海外出張中で一人暮らしをしている天音のアパート宅へ冬森がやってきた。 驚きで声も出ない生徒の傍らを平然と擦り抜けて勝手にワンルームへお邪魔すると「へー片付いてんな、俺んちより住み心地よさそ」とショルダーバッグをどさっと放り投げ、ジロジロ眺め回している。 早めに夕食を終えて後片付けしようとしていた天音は急な訪問に呆気にとられるばかりだ。 「その恰好、カラスみてぇ」 担任の村雨から生徒宅の住所を聞いて一日の業務を終えるなり訪れた冬森は。 壁際で突っ立っていた天音にまたも壁ドンを。 しかも今回は両手、逃げ場を完全に塞いできた。 「頭から離れねーの」 「え……?」 「お前の泣き顔。あれからずーーーっと」 「……すみません」 「ほんとだよ、どーしてくれんだよ、天音?」 壁際で成す術がなく直立していた天音の片手首を唐突に握った冬森。 導かれた先にレンズ下で純和風まなこを見張らせた天音。 「午後の授業、そりゃもー支障来たしちゃったゾ? トイレでヌいてもなかなか治まんねーし。何人かにバレたかもなー」 「………………」 「冗談だよ。んなワケあるか」 自分の股間に眼鏡生徒の手をあてがわせたえろあほ教師は雄色気滴る笑みを浮かべた。 「でもな。最初に言ったコト、あれはほんとだから」 骨張った長い五指に褐色の指を絡ませて強引に触らせる。 「ッ……先生」 「それにお前のこと考えながらココ向かってたら……実際、もう、こんな」 服越しに掌に感じる硬さに天音は瞬く間に赤面した。 強張った眼差しで性的に笑い続ける冬森を見下ろす。 「他人の触んの、初めてか……?」 「……はい」 「ン……どんな?」 「……どんな、って」 まだ外の冷気を引き摺りながらも褐色肌の下は火照りに満ち、壁の内側と外側の温度差に冬森はもどかしげにため息を洩らした。 「冬森先生の……硬くなってます」 総合成績は上位に入るレベルだが体育だけすこぶる不得意な生徒だった。 どちらかと言えば地味な外見で長身の割に目立たず、控え目、大人しくて。 「……勃起してます」 純潔天音の微かに震える唇から紡がれた言葉に……冬森はえろあほっぷりを全開にして猛烈に滾った。 「だな、俺の、もうすげーガチガチ……お前に触られてもっと勃起しそ」 「ッ……先生が、触らせる、から」 「ン……触れよ、天音、触って?」 密着してきた冬森に上目遣いに、口元は笑っているのに睨むように見つめられて天音は呼吸が止まりそうになった。 服の内側へ招かれた手。 しかもボクサーパンツの中にまで。 「あ……お前の手の温度、サイズも、ちょーどいい……」 自分も片手を添え、えろあほペニスを握らせ、強めの愛撫を強いる。 「ほら、今、どんなだよ……? 言ってみろよ、天音クン……?」 「ッ……冬森先生の、熱くて、とても硬くて……濡れて、ます」 「ん、ソレ、カウパー……先走り、ガマン汁……」 「……がまんじる、ですか?」 上擦った上質イケボで反芻されて鼓膜まで愛撫されているような心地になった冬森はコクコク頷いた。 「あ、あぅ、天音……ぇ」 「先生、痛いんじゃ、」 「んーーーッ……痛くねーから……もっと、もっとぉ……俺のペニス、お前の手でいっぱいさわって……?」 頭の中が沸騰しそうだ。 淫乱な冬森先生が……可愛い。 「……冬森先生……」 「あッ、ソコッ……先っぽ、先っぽイイ……ッもっと擦って、シコシコして……ッ」 「こう……ですか?」 「もっと早くッッ……ひ、ィぃ、ん……イイッ……天音、天音ぇ……あ、あ、ッ、あ、ッ、ッ、あ゛ッ!!」 「あ」 冬森にぎゅうぎゅう片手で抱きつかれていた天音は利き手にぶちまけられた絶頂の感触に目を見開かせた。 つい手を離そうとすれば。 「やッ、まだッ、まだだって……ッ!」 冬森に止められて握っているよう強請られて。 天音に抱きついた冬森はビッチちゃんさながらに腰を揺らして生徒の掌に絶頂ペニスを激しく擦りつけた。 骨張った長い指をあっという間に白濁泡塗れにした。 「あ、あぅ、でる、まだすっげぇでる、ぅ……ッッ」 「脈ある奴にしかしねーんだからな、こんなこと」 夜九時前。 明るい部屋の温度は生徒と教師の発熱によって確実に上昇しつつあった。 「てか。泣かせて悪かったな、天音」 その代わりたっぷりご奉仕してやるから。 「せ、先生……」 壁に背中をもたれさせて立っていた天音は真正面に跪いた冬森の行動に背筋を震わせた。 硬く屹立した生徒ペニスの天辺を小まめに這い回る濡れた舌。 鈴口なる割れ目をゆっくり行ったり来たり。 裏筋をやんわりくすぐられる。 「は……ッ」 「けっこー立派だな、その身長だもんな……もったいな……持て余しちゃって」 根元を支えていた手が緩々と上下運動を始める。 脈動が強くなって硬さが増すと、冬森は嬉しそーに片頬を歪め、くっきり剥け育った天辺に大胆にしゃぶりついた。 「あ……ッッ」 癖のない黒髪を乱して天音は喉を反らした。 ぴくぴく心細そうに震える喉骨。 行き場に迷った手は自分の服をきつく握りしめて。 もう片方の手は冬森の頭に遠慮がちに届いて。 「せ……先生……」 微かな悲鳴じみた声で名を呼ばれて冬森はゾクゾクが止まらない。 快感には違いないだろうが少しつらそうにしている眼鏡生徒をチラリと見上げた。 「ぷは……天音、立ってんのキツイだろ、あっち行こ」 壁際に設置されていたベッドに天音を座らせて即座に再開。 純潔ペニスを美味しそうに喉奥まで招き込んで頻りに吸い上げ、双球まで丁寧に揉み転がし、頭を上下させ、愛情込めてご奉仕した。 えろあほ教師のテクに純潔天音は当然すんなり絶頂へ。 「んぶ……ッッッ」 深く項垂れて唇を噛み締め、ビクビクと肩を振動させて天音が解き放ったモノを冬森は全て呑み干した。 喉に絡まった眼鏡生徒の欠片。 「冬森先生……」 ベッドに押し倒された冬森は真上に迫る天音の肩に両腕を回してえろあほな笑みを惜しみなく捧げた。 「いーぞ……? お前の童貞、今、卒業させてやるよ」 「……こんなの、初めてで……」 「ん……?」 「俺……初めてで……」 同じ言葉を繰り返す、すでに息を切らして喘いでいる切な顔の天音に冬森の胸は変態乙女のようにムラムラと高鳴った。 「ん。お前の初めてになれて嬉しい」 「……本当ですか」 「ん。ほら、天音……ココに、お前の……一番奥まで捻じ込んで?」 「ココ……ですか」 「ん……ソコ……あ、そのまま……もっと奥、奥に……ッ」 「あ……う……」 「んンぅ……ッあつ、ぃ……ッお前の、きて、る……ッ」 えろあほアナルが純潔ペニスを呑み込んでいく。 眼鏡生徒の純潔が褐色先生に貪られていく。 「……冬森先生……」 純潔を亡くして欲深いに熱に囚われて再び涙ぽろりな天音に冬森は笑いかけた。 「その顔……エロ……」 かわいー奴。 俺、お前のモンになりてーな、天音。

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