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「お前の、まだ硬くね?」 「冬森も、俺のお腹に……当たってる」 改めて見つめ合った二人は小さく笑い合う。 「はぁーーー……じゃ、次は俺が動く」 「……俺に挿入するのか?」 どちらかが少しでも動けば結合部から卑猥な音色が零れ出た。 「はは、ヤラシ……どんだけ射精したの、お前」 「……」 「俺、今日はずっとコッチでいーわ」 ぐるんっっ 冬森は力任せに天音と位置を交代した。 肉奥に潜り込んだ天音をそのままにして、もぞり、身を起こす。 「ンっ……あーーーー……っ……お前の、俺んナカに刺さってく……」 仰向けになった天音はずれかけた眼鏡をかけ直して自分に跨った冬森を見上げた。 騎乗位は正直苦手だった。 冬森が重たいのだ。 華奢じゃない一般体型、さっきみたいにホールドされた場合も動きが制限されて苦しいときがある。 だけど今夜は。 「今日、ほんっとすげぇな……あん……っお前の、ずっと硬ぇ……はぁ、ぁ……やば……コレ、腰止まんね、ぇ……ッいい……ッしゅンげぇ……ッッ」 天音の腹に両手を突いて激しく腰を突き動かす冬森。 緩んだ帯に引っ掛かって、脱げそうで脱げない浴衣。 合わせ目の狭間で勃起したえろあほペニスは新たな粘液を次から次に溢れさせて亀頭もカリも裏筋もぐっしょり濡らしていた。 冬森がヤラシ過ぎる。 こんなの、興奮が延々と長引きそうで、怖い。 僅かに不安がる天音を余所に冬森は頻りに腰を捻り振っては仮膣内でペニスを弄ぶ。 イイところに押し当て、擦って擦って快感を深め、我慢できずに自分自身を好きなように弄繰り回した。 「は……っ、汁ぅ、止まんねッ……ぬるっぬるで……あ、あ、あ……ン……天音っ……天音っ……お前もイイっ? 俺といっしょ……ッ? いつもより感じっか……ッ?」 猛烈に天音は居ても立ってもいられなくなった。 欲望のままに動いていた冬森の腰から臀部へ、両手を這わせ、引き締まった尻丘をぐっと掴んで、そして。 欲望のままに勢いよく突き上げた。 「あ゛ッッッッ」 不意打ちなる渾身の一撃に冬森は限界まで仰け反った。 利き手が添えられていたえろあほペニスから……新たな白濁飛沫がびゅくりと解き放たれた。 「ばッか……天音ぇッ……んな、いきなり、ッ、ひッ」 達したばかりの身に手加減なしにペニスを打ち込まれ、冬森は、涙ながらに喘いだ。 姿勢を保てずに天音目掛けて崩れ落ちる。 それでも連打をやめない眼鏡男子を涙目で睨みつけた。 「はぁ……タガが外れるって、こういうことなのか、冬森」 「タ……ッタガってなんだよッ、知んねぇよッ、あっ、あっ、やッ、強ッ、これ強ぃぃッ、俺のケツぶっこわれそ……ッ」 「ッ……はぁ……冬森は丈夫にできてるから……壊れない」 「てめッ……あ、ま、ね…………ッッ」

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