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「冬森、でも……コンドームがない」
「えぇ……? 俺、別に妊娠しねーけど……?」
「男同士でもつけるもの、らしいから」
「天音も調べてたんだ?」
「……」
「えろ眼鏡」
「……」
ゴムなんかいらないと言い張る冬森をワンルーム隅にあるベッドへいざなった天音。
上布団や毛布は下に寄せ、枕を頭の下に敷き、寒いからと上の長袖シャツは着たままでいる小さな体を横たえて。
「ココ……ココにいれんの……」
六歳も下の小さな冬森に導かれて。
ローションで艶めく長い指を狭苦しいキツキツなソコへ。
「は、はいってんの……? コレ、はいってんのか……?」
「……中指だけ」
「ヌルヌルしてっから……よくわかんな、っ、あっでも……んんんっ……ナカぁ……天音にさわられてんの、感じる……」
とにかく傷つけないよう、ゆっくり、焦らず、慎重に。
「あっあっ、指っ、動いて……? 俺んナカで天音の指動いてる……?」
「うん……動かしてる」
「んーーー……っ変な音、してる……っクチャクチャ言ってる……」
ローションが絡んで粘ついた音が頻りに鳴っているのだ。
「痛くないか……?」
「だ、だいじょーぶ、かな……っぅぅっ……ふぅ……っ」
「……我慢してないか、冬森」
中指を浅く、浅く、時に深く、ためらいがちに捻じ込まれて、そのぎこちなさに冬森はもどかしくなってしまう。
股間でぷるぷる震える幼い性器。
足を押し開かれて、不慣れな姿勢が恥ずかしくて、ヌチャヌチャと自分の内側が鳴らされて、妙に興奮したりなんかもして。
天音の長い長い指に初めてお尻の穴を貫かれて。
天音の指が自分のナカを擦っているのかと思うとゾクゾクが止まらなくて。
「ッ……冬森」
よりキツク締まったお尻の穴、指を食べられているような心地に天音がぶわりと発汗していたら。
「うーーーーー……っっ!!」
ろくに触れられていなかった冬森のぺにすがびゅるびゅる精子を弾いた。
お尻の穴だけで達したようだ。
「はーーーッはーーーッはーーーッ」
天音の指をみちぃっっと窮屈な穴に咥え込み、ベッドの上で薄っぺらい胸を反らし、上擦った声で喘ぐ小さな冬森。
えろい。
小さいながらも性的に感じきっている様はやたら中毒性が高くて。
「はーーーッ……ッ、んぷ、ぅっ」
我慢できなくなった天音は呼吸がまだ落ち着いていない冬森にキスした。
キスしながら中指に薬指を追加した。
「んぅぅぅぅっっ」
もう一本指が潜り込んできて、お尻の穴奥で二本の指がヌルヌル擦れ合って、唇を塞がれた冬森は全身に伝わるような露骨な摩擦感に切なそうに呻吟した。
はいるかも。
天音のちんちん、ほんとにはいるかも……。
「っ……天音、ちんちん、いれてぇ……」
「まだ……早いよ」
「もういれろっっ」
「冬森……後もう少し……」
「あっっ……ふゃぁぁ……っっ」
二本の指がヌプヌプと出たり入ったり。
仕舞いには根元まで捩じり入れられた。
奥を拡げるように、ヌチヌチ、緩々と動く指先。
ビクビクと打ち震える小さな褐色体に覆いかぶさり、深いキスを捧げるのと同時に冬森を解すことに天音は専念した。
本当にこんな狭いところに自分のものが迎え入れられるのか。
傷つけてしまうのでは。
でも、もう、止められない。
冬森と繋がりたい。
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