124 / 147

32-4

「は、ふ……っんむ、ぅ……っぅ……ン、ン、ン、ン、ン……っ」 お世辞にも広いと言えない、熱々のお湯を溜めたバスタブで発情甘えたモード全開になった冬森。 眼鏡を外した天音に正面からくっついてぶっちゅぶっちゅケダモノキス。 食べちゃいそうな勢いでクラスメート彼氏の唇にどっっぷりハマッていた。 「ふーーー……ッふーーー……ッふーーー……ッ」 興奮MAXな動物さながらに鼻から洩れる息。 待ち焦がれていた感触にどんどん増していく昂揚感。 何度も自ら角度を変えては濡れた微熱の虜になった。 「……冬森、息が、できない」 あんまりながっつきように呼吸困難を来たした天音は、苦心して冬森をべりっと引き剥がしたものの。 「うっせぇ、これ以上おあずけ喰らったら発狂すんぞ、俺……?」 深呼吸できたのも束の間、またすぐ唇を塞がれた。 まー、シンガポールから久々に親帰ってきて、いっしょいんのは当たり前だろーな。 冬休み、天音が家族と過ごせてよかったって、思ってっけどさ。 「高校ラス一の冬休みなんだからよ……一つくらい特別な思い出つくりたくね……?」 両親と過ごした和やかな時間の名残を多少引き摺っていた天音は忙しなく瞬きした。 天音の下唇をガジガジしていた冬森は癖のない黒髪に指を挿し込んだ。 お湯で髪を撫でつける。 日頃見ることのできない額をぺろりと一舐めする。 「くすぐったい……あと、重たい」 「お前いっつも俺のことデブ扱いするよな、天音サンよー、ガチでぶくぶく太ってやろーか、なぁ……っ……」 今度は天音の長い五指が冬森の髪を梳いた。 「特別な思い出って、どんな?」 あー、コレ、すっげぇ好きだわ。 長ぇ指で髪さわられんの、きもちいー。 「ん……始業式まで朝昼夜ぶっ通しでヤりまくり……」 「あのな……冬森、冬休み唯一の宿題の小論文は終わったのか」 「宿題の話なんか今すんじゃねーよ……萎えんだろーが」 萎えるわけねー、つーかもうビンっビン、髪さわられてソク完勃ち。 「どう見ても萎えていない」 「天音ぇ……さわれ」 お湯の中で天音に大胆に擦り寄ってきた冬森の下半身。 「髪さわって、ちゅーしながら、俺のコレさわれぇ……」 すでに顔つきが蕩けかかっているえろあほ男子のえろあほ欲求を天音は叶えてやる。 濡れた髪に指先を滑り込ませて優しい愛撫を綴りながら、満遍なく火照った唇にキス、独りでに起立したえろあほペニスを撫で上げる。 頻りに舌にしゃぶりついてくる冬森を熱っぽい眼差しで見つめて。 お湯をパシャパシャ言わせて感度良好過ぎるペニスを甘やかしてやる。 「あぅ、天音ぇっ……お前の手、すっげぇイイ……この指、すっげぇ好き……手も指もすンげぇ、えろい……っ」 「……冬森のコレの方が断然えろいと思う」 「んうぅう゛うぅう゛ッッ……カリんトコ、シコシコされんのッ、よすぎッぃ……裏筋コスられんのッ、きもぢぃッ……ッ……ッ」 天音の愛撫に合わせてスケベに揺れる褐色腰。 あけっぴろげに興奮する様に中てられて、互いの狭間で擦れ合って、天音の熱源もみるみる硬くなっていく。 「あ、冬森……」 辛抱堪らん状態の冬森、さらに正面を密着させて腰を浮かし、えろあほアナル入り口に天音の先端をぬるりと押し当てた。 「天音、お前がしろ……ッ」 「……いくよ、冬森」 「んッ、早くッ……んっ、んっ、んっ、んっ……早く、もっと奥ッ……早く奥来いよ天音ぇ……ッ」 「もう少し、ゆっくり……冬森のナカ、ちゃんとしっかり感じたい」 ゆっくりじっくりインサート。 冬森はビクビク仰け反って天音の肩に爪を立て、やや眉根を寄せつつも天音は痛みを堪え、挿入半ばのところで浅いピストンを。 「んーーーーー……っっっ……焦らす、なぁ……っ」 「ココは……よくないのか」 「イイッ……お前のチンコ当たるとこッ、ぜっんぶ……イイに決まってンだろぉがッ……もっと奥まで激しくズボズボ来ぃぃい……ッ」 「この辺は……?」 後戻りしたペニスが今度は入口付近でじれったい緩々ピストンを。 「あ゛ッ、バカッ、抜け……ッ」 「抜けてないよ……」 「は……ッはあ゛……ッんっっ……ソコも、すンげぇ感じるッ、アホみてぇに感じるッ、あまね、天音ぇ……っあ、ま、ね……っっ」 自分を連呼する冬森のブルつく褐色尻に両手を添え、天音は、始終うねる仮膣奥にペニスを突き挿していく。 「あ、ぅッ、ぅうぅぅッ、お前の、で、いっぱぃッ……腰動いぢゃうッ、腰止まンねッ、コレぎもぢぃッ!」 「ッ……冬森、そんなに動かれたら、もう」 「んあああ゛あっっ……いぐっっっっ……!!」 「ッ……冬森……」 「何か先走って悪かったな」

ともだちにシェアしよう!