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終わりのない絶頂2

  彰広は延々と透を責め続けていた。 「あ、あ、ぅあ! アッ─────!!」 寝室を荒い呼吸音が満たし、汗が彰広の男らしい顎を伝い、透の頬に落ちた。 それにすら感じるのか、透の裸身がピクンと震えた。 全身が性感帯になってしまったみたいだ。 ………透、俺から逃げようとするな! 彰広は透を決して離すまいと強く抱きしめて、その体の奥深くに挿り込む。 「ヒッ! は、あ!!………やぁ、も、嫌………ああ!!」 透は何度も空イキしていた。感じすぎて、もはや苦痛に近かった。 「も、やめ……てぇ………もぉ、イキたく………ない……あ! ぁはッ」 戦慄く唇で、苦しげな息で、透は彰広やな必至で哀願する。 「あ、あ、も、だめ……もぅ、イカせない、で………ああ、彰広ぉ……お……っう、あ」 透のよがり狂うさまに彰広は舌舐めずりするように唇を舐めて、更に透の感じるポイントを責めた。 「いやぁ、あッッ!!……あ! あぁああ……や……」 透は喉を反らせ、ぶるぶると震えながら雌イキした。 「ぃや、あ!………ゆるして……も、イキたくないぃ……ぁああッ! あ!……もぅ、おかしく……なる……ッ!」 狂え。狂ってしまえばいい。 彰広は透の唇を貪るように激しく口付けた。

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