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第7話

「動くよ?せんちゃん。辛かったら言ってね?」 多少は辛い…でもそれよりも快楽の方が上回り自らも腰を動かしていた。 「やば…せんちゃん可愛いんだけど…そんなにいいの?」 「ん…んっ…あ…いい…気持ちいい…」 「えっちなせんちゃん。もう女の子は抱けないね…」 「…万里だけでいい…」 俺…何言っちゃってるんだろう… 「あぁ…もう!さいっこう…その言葉だけで俺いっちゃいそ…いい?中に出してもいい?」 可愛い顔で首を傾げながら問う万里は可愛い… 「ん…いいよ…頂戴…」 「一緒にいこっか?」 「んっ!あ…」 「いくよぉ…いい?…あっ…」 ぴくぴくと俺の中で震える万里の分身…この熱さが堪らなく愛しくて… 「万里…」 「ん…大好きだよ…せんちゃん…」 もう一度意識を手放して気付けば昼過ぎ 「あ!!!チェックアウトの時間!!万里!万里!」 「んー…なぁに?」 「時間!!」 「んあ?ああ。大丈夫…連泊にしてもらって部屋変わったから」 「は?」 言われて見渡すと確かに違う部屋。ってか… 「ベッド…デカイ…」 「ん~…スウィートに変更したぁ」 「は?え?俺そんなお金無い」 「大丈夫ぅ…ここ俺のホテル…だから…」 「は?」 「ん~…ホテル全般俺が管理してんの。俺がホテルの支配人なの」 「え?」 「もう…いいから…ねよ?…」 「うわっ…こんっの…馬鹿力…」 万里に抱きすくめられ身動きがとれない… 「ちょ…万里…ねぇ…」 「ん~…」 起こすのを諦めて目を閉じる。本当に良かった?俺は女の子が好きで…こんなのおかしい…でも… 「…結局引き離すことできないんだよね…」 これが事実…万里は不思議な威圧感を持ってる。逆らうことは出来ないと言うことに今更ながらに気づく。 あぁ…もう!こんなことになる予定なんて俺の人生であるわけなかったのに!! …でも今はこうして万里の腕の中にいたいと…そう思う自分がいるのも事実で… まさか自分が男と…しかも俺より小柄で可愛いこいつに組み敷かれる側になるなんて… もう!これから先どんな困難が待ち受けているのかわかるわけ無いけれど考えるのを放棄して一先ず流れに身を任せることにする… 「おやすみ…万里…」 そして眠気に逆らうことなく身を委ねた… 「…ふふ…可愛いせんちゃん…大好きだよ」 fin.

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