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おまけのおまけ…2

ももが叫んでる…可愛過ぎか? お前が女好きなのは重々承知してる。んでいつも都合のいい人で終わっていることは本人は気が付いてない。 あ。俺は一呂。千里と万里と百代と高校時代からの友人。ちなみに百とは幼馴染み。生まれた頃から一緒にいる。 千里は俺たちの中で一番誠実で優しくて知識人で常識人。顔は美少年。文句がつけられないようなやつ。でも本人は無自覚…結構千里のことで巻き込まれてきてるけど…でも全くもって恨めない。 万里は俺たちの中で一番うるさい。只管うるさい。でも顔は女みたいに可愛くて…てかむしろ女より可愛くて小柄。実は俺らの中では一番チート。まさに漫画の主人公みたいなやつ。金持ちで顔もよくて文武両道で…何か…ムカついてきたからこのくらいにしとく 俺は二人ほどではないがこの成りは多くの人に好まれてきた。それなりにモテる。一応二人の次に頭いいし二人の次に運動できるし…って2人に勝てるとこないじゃん!そう。高校からこいつらには敵わないのだ。で女たちは頑張ったら手が届きそうと思うのか告白されるのは俺が一番多い。つれて歩くのも一応自慢になる容姿はしてるからね。 んで俺の愛しい百ちゃん。百ちゃんは一言で言うと…うん…バカだ。アホだ。クソだ。…あ…一言じゃねぇや…まぁいっか… でもそんな百が堪らなく愛しい。 バカだしアホだし女好きの変態でクソだし。 でも正義感は強い。何かしらあれば一番前に出て俺たちだけでなくみんなを守ろうとするんだ。 まぁ…とはいえ一番弱っちいんだけど… 百のことを好きな理由?そんなの俺にもわかんない。 でも百の歴代彼女は全て奪ってやった。隣にいるのは俺じゃなきゃダメだろ?百。 やることやってすぐ捨ててやるんだけどね。それはもう立ち直れないくらいにして…ね… だって百の熱を貰ったやつらだろ?許せる訳ねぇじゃん。そもそも百と付き合ってきた過去の女たちは千や万や俺に近付きたくてっていう理由のやつらばかりだった…。百は全く気付いてない。そして俺が奪ったことも百にばれたことはねぇ。まぁあいつバカだからな。これから先も絶対ばれないっていう確固たる自信がある 「なぁー…一…」 「なぁに?百ちゃん」 「あいつら…幸せそうだったな」 「そうだな。万里のあんな顔は初めてみた。いつもムカつく顔しかしてないのに」 「…何か…驚いた…あんな恋愛もあるんだね…」 「なぁんでそんなおセンチになってんのぉ?もしかしてぇ?千のこと好きだったとか?」 許さねぇぞ…そんなん 「いや。そういうわけじゃねぇよ。自分は彼女いたときあんなに…万里みたいに相手を思えてたかなぁって…そう思ったら…何か…さ…」 最低女たちをそんな風に思うなんて…本当に…バカで…アホで… 「これから出会うかもしねぇよ?お前も心からこの人じゃなきゃダメだって言う人にね。もう出会ってるかも。…俺とか?」 「はぁ…一…あのさぁ…笑えない冗談はやめて」 「うっわぁ…そんな言い方することないジャーン!俺泣いちゃう」 「…でも…お前が女の子だったら…うん。俺はお前を選んでただろうね」 「うへっ…そんな事実無理なこと言わないでよ」 「だって…お前といるのが一番楽しい…一番頑張らなくていい…心地いい…」 「…百代」 「ん?」 「今日うち泊まるんでしょ」 「うん。」 「百代」 「…何か久々それで呼ばれた…何か照れるな」 ほらほらほらぁ!そんな可愛く俯いて頬を染めるとか…やめてよね… 「お前の俺をそれで呼ぶときの声…好き…気持ちいいんだよね。」 ぶちっ!!何かが俺の中できれた 「一?何?どしたん?そんなぐいぐい引っ張んなよぉ!!いてぇよぉ」 「うっせ!てめぇが悪い」

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