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「買い物行こっか?それとも…やっぱり俺と二人きりに密室って…いや?怖い?」 「いや。お前の運転が怖いわ」 「えぇ!酷くない!大丈夫だってば!」 「ふふ…わかってるよ。よろしくお願いします」 「うん!!」 万里の運転は流石。完璧だった。かなり安心して乗ってられる。結構色々買い込んで足りなそうなものも足して結構な荷物の量になったが俺より小柄な万里なのに荷物の半分以上持ってくれた 家に戻り一緒にキッチンにたつ。本当に…久しぶりだ… ここにいたときは一緒にこうして作ってて…それを一と百と4人で平らげて…うん…やっぱり楽しかったな 久しぶりの再会に多少浮かれてるように見える万里を見ると嬉しくなった そして 「ばーんーりー!!!」 やって来た百が万里に勢い良く抱きつく。それを一が引き離す 「もーもー」 「あう…ごめんなさい…一」 「お仕置き」 「…一…相変わらずだな」 「俺の百に触んな。クソヤロウ」 「…」 「いきなりいなくなって俺たちがどれだけ心配したかわかるか?万里」 「…ん…ごめんなさい…」 「何かあれば話せと言っていたのにそんなに。俺たちが信用できなかったのか?なぁ?何か言えよ」 「…一。取り敢えずそれはまた後で。飯食お。万里の飯だぞ。」 「食う」 万里は料理も勿論完璧なのだ。百も一も万里の飯が大好きだった。用意したのはそれぞれの好物ばかり。 あっという間になくなっていく。 「ごちそうさまでした」 しばらくして落ち着いて今万里は2人の前で正座させられてる、 「さて。万里これまでのこと聞かせてもらおうか」 「いっちゃん…ラスボス感凄いんだけど…」 「あぁ?」 「ごめんなさい…」 実は普段全く怒らない一は俺たちの中で一番怖い。敵にしたら大変な相手だ。 これまでのことをこと細かくすべて吐き出させられた万里はもう泣きすぎて大変なことになってた。それを見ながら百も泣くからおかしなことになってる 「…それでも…やっぱり俺はせんちゃんを…でも…」 「…千里」 「ん?」 「…お前…あんま万里に期待させんなよ。またこいつ調子乗るぞ」 「…ん…」 「後三ヶ月で俺は向こうに戻るから…安心してね。それまで我慢して。」

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