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一呂side 「もも…愛してる…」 「俺も…一呂…愛してる…」 「…ここじゃこれ以上はできないからおしまいね?明日は一日中ベッドから出してあげないから…」 「もう…おしまい?」 「ここは千里たちの家だからね。」 「むーっ」 「そんな不満そうな顔しないの」 「もっと…一を感じていたいのに」 「本当にすっかり俺バカだね」 「そうしたのは誰だよ。今さら返品きかねぇからな!」 「するつもりないから。水持ってくんね。動けないでしょ?」 「動けない…」 「待っててね」 部屋を出るとあいつらはいなかった。もしかしたら千里を送っていったのかもしれない。 万里の話を聞いて腹が立つことも多くあったけどそれがすべて裏には千里がいて万里が今もどれだけ千里を想っているのか痛いくらい伝わってきた 千里は…きっとまだ気付いてない…自分の気持ちに 「千里…気付いてやれよ…」 千里の見せた今日の表情は複雑だったけどきっと万里のことを…今も… 「ただいま」 そのとき丁度万里が戻ってきた。しっかりと千里の手を握って 「おかえり。万里…千里」 「ん」 「…ほどほどにしとけよ。万里。千里は明日仕事だろ?」 「わかってるよ。ももは?」 「ん?横になってる」 「あー…そっか。お前もほどほどにな」 「俺たちはもうおしまい。これから寝るよ。だからあんま音立てんなよ?な?千里」 頬を染める千里。あぁ…万里の前ではこんな可愛い顔も見せるんだな… 「かぁわいい。千里。俺もご一緒させてよ」 「ももに言いつけるぞ」 「嘘だよ。じゃな」 借りてる部屋に戻り百を抱き締める 「うわっ!どした?一」 「あいつら…もう大丈夫かもしんねぇ」 「そなの?」 「うん」 「よかったぁ!ふふっ…うーっ…いちーっ、っうっうっ…」 「ふふ…よかったね」 嬉しそうに一頻り泣いたももは安心したのか水を飲むと眠りに落ちた ももの幸せそうな顔を眺め抱き締めながら俺も目を閉じた

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