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おまけのおまけのおまけのおまけ 1
「ふふ…何かほっとしたらお腹すいちゃった…ご飯一緒に作ろ」
気持ちが通じあった後二人で協力して食事を準備した。少し遅めのご飯になってしまったけれどとても幸せな時間だった。
「せんちゃん。今日は一緒にいたい…帰りたくないな」
「…狭いし…ベッドひとつしかないけど…泊まってく?俺も一緒にいたい」
「うん!」
小さなベッドに抱き合って眠る。
明日からきっとまた新しい景色がみえるのだろう。
その景色はキラキラして暖かいのかもしれない。
幸せな気持ちのまま目を閉じた
万里side
「おはよ。せんちゃん」
「んん…はよぉ…万里ぃ…ふふ」
え?なにこれ…可愛いのがいるんだけど…いつものせんちゃんと違って初めてみる姿にドキドキして俺の俺が大変なことになり始めた
「万里ぃ…万里ぃ…ちゅうして?」
「あう…可愛い」
「ちゅうしてくれないの?万里ぃ…」
「ちょっと…泣かないで…よしよし」
「じゃちゅうして?」
「うん。喜んで」
啄むようなキスをしたけど
「おしまい?足りない…」
「えと…なに…可愛いんだけど」
いつも寝起きはこんななの?
せんちゃんの話しだと大学時代俺とせんちゃんは恋人同士で同棲してたっていってた。て言うことは…毎日これを見てたってこと…何か妬けるなぁ…
「万里…はっ!!あ!!ごめん!!俺」
「あれ?」
いつものせんちゃんだ。寝起きの少しの間だけ降臨するのかな。あの可愛いせんちゃん。
我にかえって戸惑う姿も可愛い
「ごめんね!何か俺寝起きおかしな感じになるってみんな言うんだよ」
みんな?…みんなってなに?
「…その姿…家族以外の誰に見せてきたの?」
「え?えと…一とか百とか?」
「ずるい…その一くんと百くんに抗議しにいく」
「抗議?」
「俺は忘れたのに二人は知ってるなんてずるいもん!」
「…やきもち?」
「そうだよ!悪い?記憶失くした俺が悪いのは否定しないけど!でも!ずるいもん!!」
「あははっ!なにそれ!これまでもこれからも誰よりも一番万里が見てるんだから」
「そうだけど!!」
「どうしたら機嫌治してくれる?」
「…せんちゃんからキスして」
「いいの?」
「うん!」
「ふふ…わかった」
せんちゃんからも可愛いキスがやって来た
「だめ!足りない!もっとちょうだい」
「俺は万里みたいにうまくないから万里からして?だめ?」
えぇ…なにそれ…俺より背が高いのに今横になってて俺の頭の方が上にあるから自然と上目使いになっておねだりなんて…そんなの…そんなの…
何度も深いキスを仕掛けるとせんちゃんはスッゴク美味しそうになってる
「せんちゃん…おいしそ…」
「…食べて…いいよ?」
「…やだ!体目当てみたいじゃん!まずは父さんたちに報告してから順を追ってやります」
「ふふ…昔の万里だったらすぐ食いついてたのに。」
「それ。言わないで。俺はこれまで待たせた分ちゃんとしたいの!」
「ごめん。わかったよ…」
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