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一呂side 「溝芽。寝た?」 「うん」 戻ってきてソファーに座ってた俺の足の間に座って抱きついてきた百を抱き締める 「一…」 「ん」 「顔怖い…そんなに溝芽いやなの?」 「お前のこと独り占めにしすぎだし…まだ子供とはいえずるい…」 「でも…こうしてセックス出来るのはお前だけだよ?」 服を着たままなのにエロい腰つきで俺のに擦り付けてくる。百自身はすでに硬度が増していた 「しよ?もうあの薬服用してないから妊娠の可能性は低いし…久しぶりに…そのままして?…だめかな?」 「誘い方まで前よりましになったよね」 「だって飽きられたくないもん。子供できて所帯染みちゃった気がして…どんどん俺は老けていって…お前はまだこんなに若々しくて…こんなに綺麗なんだよ?他から声も未だにかかっちゃってるでしょ?俺が何もしなかったら一が余所に目移りしちゃう…それはやだ…」 「バカだな。俺が目移りするわけないだろ?どんな百でも愛してるよ。」 「だって…溝芽が生まれて…前より求めてくれないじゃん…拘束もしてくれなくなったし…」 「ふふ…不安だったの?ごめんね。拘束しなくなったのは溝芽のお世話があるからでしょ?その話ししたでしょ? あと求めないのはね、溝芽が邪魔するんだよ。そういうときに限ってあいつ…」 「パパぁ…」 「…はぁ…ほらね?」 「うう…」 「お父さんにいじめられてるの?」 「いじめられてないよ」 「だってお顔真っ赤になってるよ?泣かされたの?」 「…違うよ」 「お父さんのばかぁ!!パパいじめたらダメー」 「いじめてねぇし。大好きしてたの。だからお前は寝ろ」 「やーだ!!パパは僕のだもん!!」 「ちげぇし。俺のだし」 「違うもん!!」 「ふふ…もう…仕方ないね…じゃあ二人とも寝ようか」 「うん!」 そういって俺から降りた百に溝芽は笑顔を見せた。しかし、こちらをちらっと振り向くと俺に向かってあっかんべーをした… 「ちっ…クソガキ…」 「何?一」 「何でもねぇよ…」 ったく…独占欲の強いガキだな…まるで俺じゃん そのあと眠った溝芽の隣で百を後ろから攻めた 「ん…」 「声我慢しなよ?溝芽起きちゃうから」 そういうときにコクコクと頷いて布団を口許に当てて必死に声を押さえてた。 その姿も堪らなく可愛い 「一…も…いく…」 「ん…俺も…」 同時に果てて溝芽を起こさないようにどうにか布団から抜け出しバスルームに百を運んで綺麗にしてやる。けど久しぶりの行為なのでお互い熱は納められずそこで致した。幸い溝芽は起きてこなかったから久しぶりに何度も交わったため百は意識を飛ばしてしまう 「あぁ…盛りすぎた…ごめんね。百」 「いちぃ…だいすきぃ…」 寝言を言いながら幸せそうに微笑む百を抱えてそっとベッドへ運んだ 俺たちは幸せだよ。千里…万里…今度はお前たちの番だな。 気持ち良さそうに眠る百の髪を鋤きながら大切な友人たちの事を思い百を抱き締め眠った

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