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「だぁめ!するなら…穣くん…そこ。ドア閉めて。部屋入ってきて」
戸惑いながらもドアを閉めた穣くん。史澗くんヤキモチかなぁ?とも思ったけど違うみたい。史澗くんが穣くんを好きなのも知ってるからそこは別に気にならなかった。
「おぉ…ってしていいのかよ!そこは止めるとこだろ?」
冗談だったのだろう。焦る穣くんがなんだか可愛い
「えぇ…だって…穣くんは特別だから。ね?垓くん」
「うん」
史澗くんが意地悪そうな顔してたから僕も一緒にいじわるしちゃおうと穣くんにそっと触れてぎゅっと手を握った
「こらぁ!垓!ふざけんな!するか!お前らアホか?まぁ元気そうでよかったわ。んじゃいくわ。またな」
「えぇ!だぁめ!」
史澗くんは僕が掴んでる方の反対の手を握るとぐんっと穣くんを引き寄せた。
「ちょ!史澗まで!ふざけんなぁ!」
史澗くんに引かれた穣くんは体勢を崩し史澗くんに背中を預ける。史澗くんよりも大きい穣君をブレることなく受け止める史澗くんがかっこいい。史澗くんはそのまま穣くんを床に横たえた
「垓!今だ!」
「うんっ!」
やっぱり史澗くんには敵わないや
狼狽える穣くんに跨り顎にチュッと口をつけると真っ赤になった穣くん。
「お前らぁ!!」
「垓くん!そこで穣くんの服を脱がす!」
「はいっ!」
両手を拘束された穣くんはジタバタもがくけど史澗くんの力には敵わない。
立派な鍛えられた美しい筋肉に惚れ惚れする
「ほんとやめろって!」
真っ赤になる穣くんなんて見たことなくてもっと意地悪したくなっちゃう
「史澗くん。穣くんの筋肉かっこいい」
「うん。知ってる。垓くん。優しく触ってみ?」
「うん」
指でつつつっと筋肉の筋を撫でていく
「おい!垓っ!やめろって!くすぐったい」
本当にくすぐったいんだろう必死で体を捩るその姿が、なんだかセクシーだ。僕を蹴っちゃいけないからなのか自由に動くはずの足は動かさない優しさも素敵だと思う
「穣くんはねぇ脇腹が弱いよぉ」
「おまっ!史澗!」
「そうなんだー」
そっと、脇腹に舌を這わせる
「…本当にっ…やめろって…」
「わぁ。垓くんなんだかえっちー」
「史澗くんのせいでしょう?」
「そだねぇ。俺の可愛いエロ天使ちゃん。こっち来て」
穣くんを拘束したまま僕を呼んだ史澗くんの元に移動する。
「垓くん。キスして?」
「ん」
史澗くんに言われるままキスすると舌を絡めてきた史澗くん。気持ちよくてぎゅっと史澗くんに抱きついた
「お前らなぁ。いちゃつくなら俺が帰ってからにしろよ。史澗いい加減離せ。お前の可愛い天使ちゃんの可愛くない奴が暴れ出してんぞ」
いつの間にか史澗くんのキスで僕のは顔を上げていた
「そうなんだよねぇ。俺のキスでこんなんなっちゃうの。かわいいでしょ?」
史澗くんはそういうと穣くんを抑えたまま唇で着ていた服を口で引き上げ僕のを晒した
「はんっ!」
「服が擦れるのだけでも気持ちいいの?」
口を離しそう言うから服の裾が僕のやつの上に引っかかって僕のは丸見えだ
「ほら。垓くん。そこで腰ゆらして?」
「うん」
「可愛いねぇ。垓くん」
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