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はぁはぁと熱い息を吐きながら2人の熱い視線を感じてまたじんわり体が熱くなる。嬉しくてドキドキしてじーっと史澗くんを見つめていたら
「垓くん。ちょーっと離してねぇ」
って史澗くんが僕の口からアレを抜いた。急に入ってきた新鮮な空気に
「げほっ…ごほっ…」
と咳き込むと口端から史澗くんのが溢れた。
「垓。大丈夫か?史澗の奥まで入れすぎた?」
穣くんが後ろから抱きしめて心配そうに聞いてきた。その声がすっごく優しくておなかに響いてまた下半身が疼く
「垓くんごめんねぇ」
史澗くんは心配そうに僕の顔を覗き込んで頬を撫でて指で溢れたものを拭ってくれる。
「ううん。大丈夫だよ。すっごく気持ちよかった」
「その顔…エッチ。俺のが溢れててすっごくエッチ」
「俺にも見せろ」
穣くんは後ろから僕の顎をくいっとあげさせる
「ほんとエロいな」
そういうと口端から溢れた史澗くんのと僕の拭いきれなかった唾液を甜めた
「史澗…お前の薄いなぁ。やりすぎだろ?」
「だって…気持ちいいもん。」
「わかるけどなぁ。受け入れる方が体力使うんだ。少しは加減してやれ」
「って言いながらまた垓くんの中で動いてるの誰よ」
「…垓が気持ち良すぎるし可愛いのが悪い」
「でしょ?そうなんだよ!そうなの!たまんないでしょ?」
「あぁ。はまりそうだ」
「あぁ…もうっ!ほんとに…垓くんいいもんね!良すぎるもんね!だけどさぁ、してもいいけどぉ、2人きりはだめだからね!絶対俺込みだからね!あと垓くんに無理強いはしないでよね?」
「それは当然だろ?お前の可愛い彼氏だろ?」
「うんっ!」
「穣くん。動いてぇ」
「こいつ…ほんと…」
「可愛い」
「名残惜しいけど一旦史澗に天使はお返しするよ」
「えぇ…抜いちゃうの」
「あぁ。一度抜くよ」
「やぁぁだ!」
「わがまま言うな」
穣くんのが出ていったあと自分のがひくついてまだまだって求めてるのがわかった
「垓くん。まだ欲しいの?」
「欲し…」
「うん。わかった。お腹は?空いてない?」
「お腹すいてるけど…史澗くんのでお腹満たしたい」
「…穣くん…この子…可愛い」
「ほんとにな。お前これから苦労するぞ」
「どうしよう!どこでもさかっちゃって俺のキャラ崩壊するー」
「…そこは気をつけろ。お前の素がバレたら厄介そうだ」
「だよねぇ。垓くん。まだしたいの?」
「うん」
「わかった。でも、お昼から何も食べてないから食べてからね?いい?それからまた三人で楽しもうね?」
「穣くんもしてくれるの?」
「…いや…俺は…」
「だめ?」
「…わかった…家に連絡を入れさせてくれ」
「うん!」
「ほんと…お前ってやつは…」
「垓くん。おいで」
史澗くんが両手を広げたので素直にその胸に飛び込んでいく
「ふふっ…気持ちよかったの?よかったねぇ」
「穣くんいつもと違うくて…ドキドキした」
「俺も興奮した。穣くんのあの姿は俺は初めて見たからね。会長は見たことあるんだって。」
「えっ!?」
会長が?あの?
「あの会長がって思ったでしょう?会長いいとこの息子でしょ?であの容姿であの物腰でしょ?メディアとかにも出たことがあるから顔も知られてて前にねお金目当ての子たちがわんさか押し寄せたことがあるんだって。それを黙らせたのが穣くんなんだよ。穣くんちって実は風俗店経営してて手練手管はそこで学んでるしなんならそこで練習と称して初めてを奪われちゃって大変だったんだって。あ。キスは好きなことしなさいって姉さんたちもそれだけは何も触ってないけど色々教えてくれたから穣くんってすごいテクニック持ってるんだって。だけど本当に大切な人には手を出したことはないんだよ?だからこれが初めて。垓くんが初めて奪ったよ」
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