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※第16話

彼が部屋に帰り、寝室へと入るとあられもない姿で、腰をよじってとろけた体を揺らす獲物がいた。 はっ、未来から来た俺の息子だとかぬかす。 様子からして、俺がエルシア・デューンとは認識してなさそうだけど、演技かもしれない。 瞳の中には嘘はみえねえが、信用するには不審な点が多すぎる。大体タイムマシーンとか、な。 ジムはゆっくりとベッドに近寄り、蕩けた表情を浮かべて腰を揺らして誘うイーグルの乳首をつまんでゆるゆると捏ね回す。 男娼かと思うくらい綺麗な男。ついた筋肉も美観をそこなわず申し分ない。 医者だと言っていて、専門的な医学館のことも知っているというのにも、まったく嘘はなかった。 俺の立場を利用して、医学館へもぐりこみたかっただけか。 いや、それはないだろう。 そんなことがら目的なら、未来からきたなどとわけわからない口にするわけがない。 「…ああっ…ああ…っ、は、や…く…ン……なあ、つっこんで……くれ……よぉ、ぉ」 乱れて身体をくねらせながら泣きじゃくるイーグルの姿に、彼はゴクリと喉を鳴らす。 性に奔放で、父親を犯したかったとか危ない発言をしていた。 俺がエルシアだと知っているなら、そんな発言はかなり迂闊すぎるだろう。 股間をべったりとザーメンまみれにして、涎をたらしながら咽び泣くイーグルの表情は本当にエロティックでそそる。 「ほしかったら、しゃぶれよ」 元々持ち合わせている彼の中の残虐性が顔を出す。 こいつをめちゃくちゃにしちまいたい欲求が、胸を締める。 本当の息子だったらどうする? 俺を紳士的でダンディだと尊敬して…………いや、尊敬じゃねえな、欲情してる変態息子だっけ。 だったら、まあ、いいか。 未来の俺、ゴメン、くらいだよな。 彼はジッパーを歯に挟んでじじっと下ろし、下着の上から銜える獣のようなイーグルの様子を見下ろしてふっと笑う。 「ほーんとに、エロエロな顔しやがって。デューンの御曹司なのに男娼みてえだな、オマエ」 嘲るように言葉を投げつけて、彼はイーグルの腰に腕を伸ばしてずるっとアナルから玩具を引き抜く。 熱くなった肉がひくひくと震えながら、次の刺激を欲しがっている。 「探してるオヤジさんに見せちまうか、エロ画像」 くっくっと笑って、ジムはイーグルの体を抱き上げるとペニスを取り出してぐっと一気に突き刺す。 「あっ…ひ…いいい、やああ…」 ジムは端末を手にして、ペニスを銜える姿を顔が入るようにレンズを向ける。 パシャパシャと画像を納める度に首を振って嫌がるイーグルの様子がたまらない。 「やああ……あああ…っつうう、あ、ううう」 「エルシア・デューンに送ってやろうか、この画像」 画像見るまでもないんだろうけど、本気でいやがって体を強張らせるイーグルの悲哀を含んだ様子がたまらない。 本当に俺の息子なんだろうか。 ぐぷぐぷっと中を揺さぶり、きゅうっときつく淫らに巻きつく肉がたまらない。 演技には見えないんだけどな。 内部をかき混ぜながらゆっくりと体液を注ぎ込み、筋肉を震わせて果てる体を抱きしめた。

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