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第15話※R18
年寄りの良いところは気が長いところだと言うが、そんな事は断じて無い。
私が約60年溜めて来た熱いパトスは下腹部でグルグルと渦を巻き、放出の時を待っている。
私の失った情熱を、猛り狂った欲望を日榊君はいとも簡単に引き摺り出し、私に情熱の炎を身に纏わせた。
撫子さんが射精の時を迎えたようだ。
童貞卒業おめでとう。
熱い視線を頸に送っているが、どう足掻いても届かないだろう。
私も彼の頸には届きそうにない。
誰も番にはなれないのは明白だ。
だが、誰も番になれないのならば、3人で彼の番として彼を中心に生きるのはどうだろうか。
そんな事を考えている間に撫子さんの射精が終わったようだ。
また腰を振り始めている。
今は考えるよりも、撫子さんを日榊君から引き離すのが先決だな。
次は漸く私のイチモツが童貞を卒業するのだからね。
エリックと2人で日榊君から撫子さんを引き剥がし、日榊君のマウントポジションに私は陣取る。
ああ、この光景だけで暴発してしまいそうだよ。
日榊君は本当に男性的な美しさに溢れている。
それにこの溜息の出てしまう程に脳髄に染み込む甘いフェロモン、彼は間違いなく最上位のΩだろう。
あんな低ランクに仕分けた奴は、後でケチョンケチョンにお仕置きしなくてはいけないな。
日榊君の熱い穴に指を挿しこみ、彼の胎の熱さと柔らかさに驚きつつも、胎内の精液を掻き出す。
彼には私の子供を産んで貰いたいからね。
ある程度掻き出した後に、私の滾り切ったイチモツをグチュリと音を立てて、ゆっくりと飲み込ませていく。
私の存在をゆっくりと刻み込み、私を見て欲しいと、彼が気持ち好くなるポイントを探す。
彼の中で私の腰は溶けてしまいそうだが、気持ち好さを与えられてばかりではいけないな。
彼にこそ絶頂を与えたい。
私のメスになってよかったと思って貰いたいのだ。
目の前の日榊君がビクンっと跳ねハクハクと空気を求めている。
ココが気持ち好いのだろうか、彼の可愛いモノがフルフルと震えながら、元気よく勃って先端から腹に蜜を零している。
私がもう一度同じところを突くと、日榊君は目を見開いてしっかりと私と視線を交わす。
私は満足して、彼の長く大きな脚を抱え込み、日榊君の身体を折り曲げて深いところまでイチモツを届かせようと彼の胎内を探る。
そして、互いに顔を近づけ唇を食む。
日榊君への愛おしさが溢れるのを感じながら、彼の中で大きく小さく腰を振る。
彼の子宮口が私のイチモツのカリ首辺りまで吸い付き、精液を欲しがってくれている。
私の口からは、自然と唸り声が出てくる。
余りの気持ちの良さに、私は我慢など出来よう筈も無く、彼の奥深いところにある子宮の中に長い時間精液を放った。
私の初めての胎内射精は最高の経験になった。
そこからは、代わる代わる交代をしながら、エリックと撫子さんと3人で日榊君を愛した。
日榊君の体力は無尽蔵で、正直1人では相手をしきれないようだ。
それに、その辺のΩよりも発情期が長い気がするのは間違いではない。
教科書で習ったのと違う、倍以上の日数だ。
日榊君と発情期を過ごし、私達が部屋を出るまで、実に2週間近くも経っていた。
還暦までカウントダウン!童貞と言えど年の功か島津久彬59歳男性α、日榊君の妊娠有力馬になりそう。
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