21 / 24
第21話※R18
日榊との取決めを色々と聞き、俺はエリックのマンションへと移り住んだ。
都合の合う夜は共に食事を摂り、熱く抱き合う日々が手に入った。
いつもエリックのフェロモンに満たされて、俺の仕事は捗り日々の生活が充実している。
日榊の懐妊の一報もエリックから聞いた。
これまで何人も日榊にαを紹介してきたが、誰も成し得なかった事だ。
日榊は最上位のαの為の器だったのだろう。
日榊の腹の子がエリックの子であればいい。
有馬宮の後継ぎに起てたい。
俺にエリックの子は産めないのだから、せめて彼の血を引く子供がいいと思うのは俺の勝手だろうか。
まだエリックの帰らない部屋で、温かいコーヒーを片手にソファに寛ぐ。
明日から3日間、エリックも俺も休暇だ。
Ωの発情期のように激しく貪り合う約束をしている。
俺もαにΩのような求められ方をしてみたいと、吐露した結果だ。
エリックが叶えてくれるのだと、張り切って時間をつくってくれた。
この部屋に帰って来た事で、エリックのフェロモンに当てられ、俺は既にラットし始めている。
この部屋に入ると毎日そうなってしまうのだ。
最近はこの部屋に俺のフェロモンも混ざり始め、安心する香りに変わってきた。
俺のペニスは勃ち、まだ着替えていないスラックスの前が張り上がり凄く窮屈だ。
扱いてしまいたいが、今夜からエリックと休み無く交わるのだから、まだまだ射精せない。
コーヒーを置き、綿パンに着替える。
それでも窮屈だが、スラックスよりかはマシだ。
風呂に湯を張り、先に風呂に入る。
帰って来てからの短時間で、俺の尻辺りはヌチョヌチョだ。
尻周りを丁寧に洗い上げて風呂を出れば、エリックも帰っており俺同様にコーヒーを片手にソファに寛いでいた。
コーヒーをカフェテーブルに置き、俺に後ろから抱きついてくる。
俺よりも背が低く、日榊よりも若いオス。
その股間はラットしてスラックスを盛り上げ、俺の尻たぶと腿の間に擦り付けられる。
洗って綺麗になったはずの穴から、蜜液がトロトロと溢れていく。
俺は身体の向きを変え、上からエリックにキスをする。
互いに舌を絡ませ合い口腔を犯し合い、エリックの両手は俺の尻を揉みしだく。
俺はそれだけで、息を荒げてしまう。
シャツをたくし上げられ、何の魅力も無い米粒のような乳首を摘まれれば、俺の腰から力が抜け落ち、床にへたり込んでしまった。
エリックのめちゃくちゃに興奮し切ったラットフェロモンに当てられた俺は、自力で立っている事もままならない。
俺よりも小さな身体で、俺を軽々と横抱きにしてベッドへ移動する。
俺はなんとかシャツを脱ぎ、下着毎履物を下ろす。
ビンッと張り詰めたペニスが、上下に揺れて腹を叩く。
エリックはそんな俺の様子を満足そうに眺めて、ネクタイを解き裸になる。
上から覆い被さられ、互いのペニスが擦り合う。
オスの象徴は互いに蜜を垂れ流し、ヌチャヌチャと2人の間で音を立てている。
鎖骨を舐め上げられ、舌は胸板を這い乳首へと辿る。
舌先で突かれ、吸い上げられる感覚に背すじがゾクゾクした。
俺の濡れた穴がヒクヒクとして、エリックに服従するように閉じていたはずの股は自然と開ききっている。
これから俺は若く強いオスに蹂躙され、メスとして扱われるのだ。
エリックの逞しすぎるペニスが濡れた穴に押し当てられ、小刻みに腰が振られて入り口からヌチャヌチャ音がする。
そのまま小刻みに揺れながら、大きな若いペニスが侵ってきた。
早く、早く奥まで侵って来て欲しい。
俺の腹の中をゆっくりと押し拡げて侵ってくるが、その圧迫感に慣れる事は無い。
彼のペニスが盛り上がり進んでくるのを、下腹部の膨らみに見て取れる。
この瞬間が苦しいと感じつつも、幸せだと思う。
エリックも苦しいのか、ハッハッと呼吸を荒げ、米神に汗が伝う。
肛門内括約筋がグリグリと刺激され、俺は呆気なく射精を始めてしまう。
いつ手に入れたのか尿道ブジーを、ダラダラと射精し続ける尿道へとゆっくり差し込まれる。
ペニ栓より腹側の根元をネクタイで縛られ、そしてペニ栓の一番太く浮き出た所はベルトで締め上げられ、俺の射精は促されつつも、無理矢理堰き止められてしまった。
苦しい、射精したい。
だが、俺は目の前の強過ぎるオスに逆らう事など出来やしない。
苦しく辛過ぎる快感に身悶えるしか無いのだ。
俺のペニスは赤く腫れ上がって存在を主張するが、軽く扱かれるだけで相変わらずエリックのペニスに胎の中をかき混ぜられている快感に身体が跳ねまくる。
頭がおかしくなってしまいそうな快感に、涎は止めどなく唇から零れ落ち、俺の腰が意思とは関係無くカクカクと勝手に振られてしまう。
ラットの極限状態に落とし込まれてしまっている。
エリックはその状態の俺を揺さぶり、種付けの為の長い射精を繰り返す。
熱い精液に、俺は中イキを繰り返してしまい、イキっぱなしになっている。
舌は口からはみ出したまま獣のように喘ぎ、今が何時で何をしているのかも分からない。
だが、股間や濡れた穴に感じる強すぎる快感が、俺に意識を飛ばす事を許さない。
エリックの腰がまた止まり、胎の中に強い圧迫感を齎す。
ペニ栓の根元のネクタイが解かれ、ペニ栓のベルトを外され、ダラダラと俺のペニスは射精を始める。
そして尿道のブジーがゆっくりと抜かれれば、噴水のように精液が吹き出した。
俺は余りの快感に、深く逝ってしまい気絶した。
あれからどれくらい時間が経ったのか、揺さぶられる快感に目が覚めた。
エリックに態勢を入れ替えられ、後ろから揺さぶられている。
エリックの大量の精液で満たされた胎が、重く膨れ上がっている。
入りきれなかったエリックの精液が、濡れた穴からボトボトとシーツに精液の水溜りを作っていた。
俺のペニスはまた、先程までと同じ姿に締め上げられている。
エリックのラットしたペニスは何度も射精しているだろうに、止まる事を忘れたように腰を振り続けている。
俺はまた辛過ぎる快感に飲み込まれてイキ狂っていく。
アグアグと声にならない喘ぎを吐き出し、汗と涙と涎に顔は濡れ、身体は2人分の精液と汗と、俺の尻の蜜液でベトベトになっても終わらない快感に俺は完全にメスになっていったのだ。
そして漸くまた、脳みそと腰が砕け散ってしまうような射精を許されて、俺の望んだ発情期のような3日間の濃厚な交尾が終わったのだった。
俺はエリックのメスになれて幸せだ。
マゾメス説浮上、アヘ顔で笑いながら気を失ったとか失ってないとか。有馬宮榊38歳。
ともだちにシェアしよう!

