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第4話
「やっ……はやく、はやく挿れて……!」
「俺のちんぽ、そんなに欲しいの? まんこ、すげぇヒクヒクしてる」
「うん……っ、朔ちゃんのおちんちんで気持ちよくして、はやく……っ」
あまりのエロさに、鼻血が出るかと思った。
そんなの、漫画だけだと思っていたからびっくりだ。
本当に出てきては困るので、鼻息をすっと吸い込んでから、馨の両脚に腰を割り入れた。右手で根元を添え、伸縮を繰り返す馨の穴に生殖器を押しつけていけば、馨は大きく背中を反らせ、ペニスから白濁汁を飛ばした。
挿入しただけでイクのは、よくあることだ。けれども今夜はザーメンの量がいつもより多かった。馨の薄っぺらい下腹部から胸元にかけて、べとべとに汚れた。
イカ臭さがむわっと広がり、鼻腔にまとわりつく。俺は顎に伝った汗を拭いながら、恍惚とした表情を浮かべている馨を見つめた。
「挿れただけで、そんなに良かった?」
「あ、あ、ッ……んぁ……!」
コクコクと馨は頭を上下に動かした。細い腰はくっと浮き、足先が釣り糸で引っ張られているかのように、なだらかな曲線を描いていた。俺の一物をすべてハメた穴はきゅうきゅうと窄まり、棹にぴったりと密着する。
早くも、持っていかれそうだった。
「あぁ……、馨のケツまんこやば……気持ちいい」
自ずと腰が動く。ぐちゅぐちゅ、パンパンと性行為の音を響かせ、俺は最初から大胆に抽挿する。大きくグラインドさせ、腹のなかを責めれば、馨はAV女優なんて目じゃないくらいの淫らな反応を見せた。
枕をぎゅっと握りしめ、蛇のごとく裸体をくねらせる。肋が浮いた胸板を突き出し、びんびんに尖った乳首を意図せず誇示してくる。汗みずくの白い素肌は、仄暗い照明のもとでキラキラと光って見え、蠱惑的で綺麗だ。
「あっ! あぁッ! おちんぽ……っ、おちんぽきもちいい……っ!」
「いい……もっとだ……」
「んっ……はぁ……ぁ……、あーっ! すごい……極太ちんぽで、ずんずん犯されて……あぁんっ……いい、よぉ……!」
媚薬の力はすごい。あのスカシ野郎は心底腹が立つが、こんなに不埒になった馨を拝めて、幸せだ。それに、息子を極太認定され、非常に気分が良かった。
「俺の極太ちんぽ好き?」
「しゅき……っ、だいすき……ああ、ッ……あんっ」
「大好きな極太ちんぽで、どんな風に犯されたい?」
身体の芯から蒸されているようだった。どっと噴き出す汗、腰のあたりにべっとりと纏う重い快感、脳を蹂躙する熱い陶酔。俺も夢中になりながら、露骨に馨を愛でる。
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