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セルジオの中から指を抜き、膝の上に抱き上げて、額にキスを落とした。そして自らの熱い屹立をあてがうと、一気に押し込んだ。 「ああああああぁぁあっっ……」 セルジオは今日1番の悲鳴をあげ、空を足で蹴りあげながら達した。足腰がビクビクと震えているのを感じながらも、セルジオの腰を持ち上げるようにして、激しく抽送を繰り返した。 「やあああああっ、だめ、だめっ、いま、イッた、ああああうっ、イったばっか、っああ、オズぅっ」 縋り付くように抱きついて、首筋に顔を埋めてくる恋人を容赦なく揺さぶる。 「セルジオは、後ろなら何回でもいけるだろ? ほら、もう一回イってみよう」 そう言い、セルジオをベッドに押し付けるようにして、彼の膝を肩にかけると、ガツガツと奥を穿つように、腰を押し付けた。 「あああああっ、やああっ、だめっ、あああっううあっ……あああっ、あっ、あっ、また、また、んんぅう、いくっ、はっ、ああああああっ」 奥を激しく突かれたセルジオは狂ったように嬌声を上げ、何度も果てて、蕩けた顔を晒していた。薄く開いたその口に引き寄せられるようにして、オズワルドは舌を差し入れた。 「ん、んぅ……はっ、あ」 「セルジオ、好きだ……エロくてかわいい。俺も、セルジオの中でイってもいい?」 「うん、うんっ……はやくっ、奥きてぇっ」 思いがけずにおねだりされて、ぎゅっと胸が締め付けられるような感覚がした。セルジオの腰を掴み、自分の思うがままに腰を叩きつける。 「ああっ、あっ、ああああっ、はっ、は、オズっ、すきっ、すきっ、はあああっ」 すき、オズ、とうわ言のように繰り返し、必死で縋り付いてくる姿にたまらなくなる。 「……っ、俺も、好きだ、セルジオっ、……っ、愛してる」 言葉に反応するセルジオの中はきゅうっとオズワルドを締め付けはじめた。 「はっ、はああ、あっ、いく、いっちゃう、オズ、いくぅっ、っ」 「っ、はっ、俺も、いく、だすよっ」 「うあああっ、あっ、きて、はぁあああ、ん、んうううう、あああああっ」 同時に果てて、ぐったりとしたセルジオを胸に抱きながら、二人でベッドに転がった。 かろうじて意識を保っているセルジオの頭を撫でながら、好きだ、と囁き、しばらく軽い口づけを繰り返した。 情事の後の、心地よい倦怠感を感じながら、セルジオに腕枕をしていたが、意識がはっきりした彼はこちらに背を向け、体を丸めている。まるで自分は拗ねているんだぞ、と主張するように。 「セルジオー? どうした?」 丸められた白い背中に唇を落としながら訊ねてみる。 「オズ、お前……ドSすぎ。変になるかと思った」 「ははは、ごめん。あんまりセルジオが可愛すぎるから、我慢できなかった」 「……」 「ごめんね」 そう言いながら、セルジオの肩を引き寄せて、キスをすると、怒ったような拗ねたような顔でこちらを見上げてきたが、潤んだ瞳ではそれも可愛らしいだけだった。 「お前、キスで誤魔化せると思うなよ。」 「ごめんって。でもセルジオも気持ちよかっただろ? いっぱいイッてたしなあ〜」 「お前……っ! ……っ、まあ気持ち良くなかったわけじゃ、ない……」 だんだんと尻すぼみに小さくなっていく声でセルジオは答えた。頬はやはり赤かった。 こんな時でも、素直に反応する彼はやっぱり、とても可愛らしい、と思いながら、彼の頭を撫でているうちに、気がつくとそのまま抱き合うようにして眠りに落ちていた。

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