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別別 3 R18

「ケホッ…はぁっ…。」 ある程度呼吸が落ち着いた頃、あるものが目に留まる。 あ…。 足枷から延びる鎖の先。それはどこにも繋がれていなかった。 今しかない…。 僕から内田さんといると決めた、じゃなきゃ浩は殺されてしまう。けど、こんな制限された生活…。ならいっそ、危険を伴っても、今ここから逃げ出して浩のところに行って、2人で遠いどこかに行ってしまえば。 もう僕の体は勝手に動いていた、 足枷の重みと腰の痛み、足のおぼつかなさで、少しフラフラするが構ってられない。懸命に前へと進んだ。けれど、扉まできたところで微かな希望は絶望にかわる。 開かない。 それでも取り憑かれたように何度もドアノブを回す。 ガチャッガチャ …? キィィ… 開いた…? 突然軽い音と共に扉が動く。僕の足は恐怖で動かなくなる。震えながらも顔を上げた先には、 「ひっ…。」 「何してる?」 満面の笑みの内田さんがいた。 「逃げようとしてた?」 「やっ、これは…ちがっ…。」 「違わないだろ。」 「痛っ…。」 ガッと髪を掴まれ、そのまま内田さんに引っ張られるままに部屋の奥にある少し小さい黒い扉の前まできた。 「お仕置き、しないとね?」 その言葉と表情に僕の中の危険信号が鳴り響く。ガタガタと震える僕を他所に内田さんが黒い扉を開けるとそれは二重になっていて、もうひとつ鉄格子の扉が出てくる。まるで牢獄のような2畳ほどのそこに、呆気なく僕は放り込まれ、続いて内田さんも入ってきた。 ガチャリと中から二重の扉を閉めた内田さんは無表情で、豆電球のみのこの暗い空間は、その表情をより一層恐ろしいものにさせた。 「ここは、躾部屋っていって、さっきみたいに和が悪いことしたらここで反省してもらうから。あ、後、部屋に監視カメラつけてて24時間和の行動見えてるから気をつけて?」 「そ、んな…。」 もう逃げられない。僕には自由なんて…、もうないんだ。 「じゃあ、お仕置き、始めよっか?」 「ンッ……ンンッ…」 あれからどれほど経っただろうか。首輪を鉄格子に繋がれ、両脚両手首を枷で拘束されていた。 ヴ───ッ 「ンンッ…!」 後孔に捻じ込まれていたバイブの振動が突然強くなる。それに合わせて僕の体はビクビクと大きく震えた。足首は太ももに固定され、M字に開脚させられていて、密部は大きくさらけ出されている。 その正面には内田さんがこの‘躾部屋’を出て行く直前に置いていったカメラがあった。撮られている恥ずかしさと、刺激から逃れようと体をよじる度にガシャガシャとうるさく枷がなる。 もう無理っ…。 「ン………ッ」 口も塞がれ内田さんを呼ぶことすらできない。 限界だ…。 ヴヴヴ… また変わる刺激に弾けるように背中を反らせ、僕は弱々しく何度目かになる精液を放出した。
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