37 / 100
監禁生活 1 R18
「う…。」
うだるような熱さに僕は目を覚ました。寝起きだからか、辺りが白く霞んで見える。
いや、煙みたいな…。
「えっ、」
完全に覚醒して見てみると、風呂場で内田さんに体を洗われていた。
「あ、起きた?おっと…。」
「あ…。」
咄嗟に立とうとすると、タイルに散りばめられた泡に足を滑らす。目を瞑るが、思っていた衝撃は来ず、腕をくいっと引っ張りあげられた。いや、正確に言うと内田さんの左手と繋がっている手錠にだ。
「危ないからじっとしてて。」
何がきっかけで内田さんを怒らせてしまうかわからない。僕は諦めて体を預けた。
風呂から出ると、軽くバスローブを羽織らされ、部屋のベッドまで抱えられる。僕をベッドに降ろすとすぐに、慣れた手つきで首輪と足枷をつけて。
そして、ちゅっとキスを落とされた。
ああ、始まる───。
「ンッ、、、ん、、」
ちゅ、ちゅ、とついばむように降ってくる。わざと立てられたその音は一気に空気を甘い闇に引きずりこんだ。ふと、冷たい手がするりと腰の印を撫でて。
「もう、痛まない?」
「ぁ、っ…」
まるでそこが性感帯になったように痺れた。僕の反応に内田さんはくすりと笑う。
「大丈夫みたいだね。」
撫でている手に力を入れ、僕の上半身を起こす。対面してぺたりと座り込む形になった。
無言で僕を捕らえる視線に、どうしていいのかと狼狽えてしまい目線を逸らしたその瞬間、首輪の鎖を引っ張られ、内田さんの脚の間にすぽりと顔が収まった。
「今日は手錠外しておいてあげるから、手も使って。」
「……はい。」
目の前にある隆起したモノを両手で包み込む。上下にさすりながら、先端を舌で突き、ぱくりと咥え込んだ。頭を掴んでいる内田さんの両手が、自然と僕の耳を塞ぎ、ぴちゃぴちゃと水音が頭の中に響き渡る。途端に恥ずかしくなり、僕は自ら一気に喉奥に突っ込んだ。
グブブ…
「…っ!」
内田さんの驚いた様子を無視して、必死に頭を前後に動かした。だんだんと入ってくる酸素が少なくなり、ぼうっとしてくる。
「どうしたの和、早く欲しい…?」
優しい声に一旦動きを止める。どうしてしまったのだろうか、後孔が疼いてしょうがない。僕は内田さんのモノに吸いついたまま、こくりと頷いた。
ともだちにシェアしよう!