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堕ちる 4 内田side R18
暫く指で和の口の中を堪能していると、和の唾液が俺の指をつぅ、と伝っていく。それがなんとも妖艶だった。口から指を抜くと、自分のベルトのバックルを外し、いきり勃ったモノを出して、
「上の口も、下の口も、もうぐちょぐちょ…ねぇ、どっちに挿れられたい?」
亀頭を和の頬に押し付けながら、そう聞いた。
「…ンっ、も、はやくっ、奥っ、ついて……!」
「だから、どっちの?」
加虐心が煽られて、冷たい声を出すと上気した瞳が更に潤んでくる。泣かれると、余計に虐めたくなるんだけどなぁ。
「下の…ン────!!!」
「あはは、ビックリした?」
「んぐぅっ!!………ふ………う……っ」
仰向けに寝転ぶ和に馬乗りになり、上から何度も力尽くで喉奥を突く。その反動で、口だけじゃなく頭全体がベッドへ打ち付けられ、苦しいのかジャラジャラと鎖を鳴らし手足をばたつかせるのを他所に、俺は達するまでひたすら腰を振り続けた。
「あー、最高。」
ドクドクと子種を愛おしい口内へ注ぎ込む感覚に暫く浸った後、コクンと2回鳴った喉を確認して、和の口から自身を引き抜いた。
「けほっ……っ……は…、」
「何やってる。」
「ぁ……ぁ、や、やっ…!」
ペニスを引き抜いた途端、むせた和は、飲みきれなかった俺の精液をいくらか吐き出した。その少しの事が俺をイラつかせる。シーツに落ちた3滴ほどの精液を見て、拒絶されたような気分になり、考える間もなく和の髪を引っ張った。そしてうつ伏せになる様に、ベットに再び叩きつけ、ベッドサイドにある棚から、手錠を取り出す。
「ぁ、ごめんなさ…ごめんなさい……。」
手錠を見て更に震える和に、四つん這いになれと命令するがそれでも謝罪し続ける姿にため息をついて、
「うるさい、躾部屋よりマシだろ?」
「……っ!ぁあああああっッ!!」
一瞬動きを止めた隙に、素早く後手に手錠を掛けて腰を持ち上げ、一気にその華奢な身体をいきり勃ったペニスで串刺しにした。
「………はっ……ぁ…ぁあっ!……ぁっ」
ギシギシと軋むスプリングの音は、俺の腰の動きに合わせてジャラジャラと鳴る鎖と和の喘ぎ声によって掻き消される。
和の腰から手を離し、首輪を後ろへ引っ張ると華奢な背中が綺麗に反り、その肌に印された傷を空いてる手で撫でた。
「和は…誰のモノ…?」
律動を止める事なく聞くが、和の口から出てくるのは蕩けた喘ぎ声だけ。
「聞こえているだろっ!」
──バシッ!
「ぁっ!!」
強めにスパンキングすると、白いお尻が赤らむ。首輪を引いて、言う事を聞かなければ叩いて…。まるで犬の躾をしているみたいだと思う。その感覚に興奮して、暫くスパンキングを続けるが、叩く度に和のナカが締まり、俺の限界も近づいてきたので律動を再開する
「っ、で、誰のモノ?」
「はぁっ……ぁっ……内田さんの……っ、ものです……ぁん!!」
「ん、いい子。はっ…じゃあ、お前の名前は?」
徐々に絶頂へと近づいていく。
それにつれて腰の動きも速まって、
「ああ!イクよ!かずっ!」
「ぁッ!!はぁっっ…僕のっ、なまえ……ぁぁん!うちだ…かずで、す、ぁぁぁっ───!」
「上出来だ。」
ビュクビュクと白濁液を出し、意識を失った和にキスを落として、抱き締めたまま、ナカに精液を注いだ。
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