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依存 1 内田side R18
和に流し込んだ精液をこぼさないように、蓋をするように肉棒を挿したまま余韻に浸った。このまま寝よう、そう思った時だ───
「いやぁ〜お見事っスね。」
「っ!?」
突然聞こえてきた呑気な声の方に顔を向けると、見ず知らずの金髪の男がドア付近にしゃがみ込み、パチパチと手を叩いていた。驚きすぎて数秒間固まっていたが、はっと我に返り、萎えきったペニスを和から抜く。ナカが擦れたのか和は「んっ…」と声を漏らし身動ぐが今は構ってられない。
「なっ、なんだ!君は!!」
「あれ?聞いてないっスか?あんたに…」
金髪の男がそう言いかけた時、後ろからまた別の声が聞こえた。
「ケン、退け。そこに座ってたら俺が入れねーだろ。」
「あ、頼斗 さん、もうタバコ吸い終わったんスか?」
「いや、後で吸い直す。」
此処じゃ居心地悪ぃーしな、そう言った男を見て、俺はあっ!っと声をあげた。
「おっ、お前は…!あの時の!」
「あ?」
全裸で、しかも震えながら指を指す姿は目の前の2人にみっともなく映っているだろう。しかし今の俺にはそんな事よりも…。間違いない。あの時BARで会ったグレーのスウェットの男だ。
「なんスか?頼斗さんもう会ってたんスか?」
「いや、会ってねーよ。」
「とぼけるな!お前から、あのBARで話しかけて来たじゃないか!何のつもりだ!もしかして和を攫いに来たのか!?」
「はぁ?話が全然見えねーよ。何言ってやがる?攫うつもりなんてねえ。助けに来てやったんだ。取り敢えず服を着ろ。」
興奮状態で忘れていたが、裸だった。いそいそと服を着る。助けに来た?どういう事だ。
「あっ!分かりましたよ。もしかして陸斗さんじゃないっスか?頼斗さんには双子の弟さんがいて顔もそっくりなんっスよね〜!」
双子?
そう言われると、そうかもしれない。顔は瓜二つだが、あのスウェットの男は、身なりはだらし無くヘラヘラしていて、感情が読めない感じだった。
しかし今、目の前にいる男は黒いスーツを着てピシッとしているし、言葉も荒いし苛々しているのが目に見えて分かる。雰囲気が全く違った。
「チッ、あんなバカ弟と一緒にすんな。虫唾が走る。や、あんな奴弟でもねーわ。」
「まあまあ、誤解が解けたならよかったスね。じゃあ、本題に入りましょう。」
そう言って、金髪の男はニコリと笑った。
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