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僕と影 8
ドクン。
飲んですぐに、頭がぐらっと揺れ動く感覚がした。次第に全身の血液が熱くなっていく気がして。
『やっぱ温めると効きがいいって本当だったんすね〜』
別の男がそう言って、初めて何かがおかしいと思う。
『……何っ、これ…』
全身がアツイ。
…そして、俺のソレが、ずくんと疼く。
『媚薬だよ。君、最近よくここに来てたよね?狙ってたんだ。普通だとガード固そうだし、ヤらせてくんないかなって思ったからクスリ持って来たけどさぁ、こんなに素直に飲んでくれるとは思わなかったー。』
そう言って、ゲラゲラと男たちは笑う。
ヤらせて…って、つまり、それは…。
『ま、まって…ッ!』
『待たねーよ。』
そう言って3人は一気に俺に襲いかかってきた。
両手をガムテープでぐるぐる巻きにされ、口にもガムテープを貼られる。
冷たい手で服の中に手を入れられ、そして、胸の突起をぎゅっと摘まれた瞬間、ふやけた声が漏れた。
『ッん…ぅ、…っ!』
『おっ、感度いいね〜クスリ、気に入ってくれたあ?』
必死に頭を横に振る。離して、そう言おうとしても塞がれた口から漏れるのはくぐもった喘ぎ声だけ。
あっという間に、上半身は前が全部はだかれ、下半身の衣類は全て取り払われた。
1人には手を押されつけられ、もう1人は、乳首に吸い付いてくる。そして残りの1人が俺の尻を撫で、そして後孔に手を伸ばした。
『やば!可愛いから経験済みかと思ったけど、初モノじゃないっすか!』
その男の声に、後の2人がヒューヒューと口笛を吹く。
『ンッ!んんッ…!!』
後孔につぷりと侵入してくる指。
まさか…。
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