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僕と影 9
まさか、そこに挿れるの…?
頭では血の気が引いているのに、身体は勝手に疼く。怖くてぎゅっと目を瞑ると、涙が頬を伝って落ちた。
それを見ていた俺の腕を抑えている男が言う。
『おおっ、泣き顔も綺麗。これは相当価値あるな。お前、よく見つけたなぁ?』
『だろ?久しぶりの上玉。顔見てるだけで勃つ。』
『それな。俺らで飼って、商売でもさせたらすげえ儲けられそうじゃね?』
『ははっ、お前ホントゲスいな〜。他の男に抱かせんの勿体無いけど、ありかもしれねえー!」
ギャハハ、と笑い声が響く。
『じゃあ、そうと決まれば早速開発してやらないとな?』
『記念すべき処女喪失のお相手は先輩に譲りますよ。』
『へへっ、当たり前だろ?じゃあ、兄ちゃん、楽しもうか?』
そして、後孔の指が抜けていき代わりに男のグロテスクなモノが入り口に充てがわれる。
ヌルヌルと擦り付けてきて、そして、挿入ってこようとする切っ先を蕾が受け入れようとヒクついた瞬間────。
『もしもし!警察ですか!?〇〇公園で高校生がレイプされてます…!』
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