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第4話

「もうイッたんですか? そんなに気持ちいい?」 「う、うるさい……。早く、熱いの何とかしろよっ……!」 「分かりました。もっと気持ちよくさせてあげますね」 俺の吐き出した白濁液を指先に取り、余裕そうき笑っている。 体が熱くてどうにかなってしまいそうで、一条にそう言えばピンク色のローターを手に持ち、ピタリとペニスに当てる。 いや、ちょっと待て。今それはダメ――! 「ダメっ!待て!! いちじょ、う、ああぁぁ!!!」 「はは、すっごい。 コレ、どんな感じですか?振動とか、肌に当てても痛くない?」 「やあぁ!!やめっ、おかしく、なるぅ……っ!!」 イッたばかりで敏感になっているペニスにローターが当てられ、当てられた瞬間電流のような強い快感が体を襲い、もう自分の意志に関係なくイクことしかできなかった。 涙と涎で顔をベタベタに汚し、でも今はそんなの構っていられないほどの強烈な快感に襲われ、身を捩り逃げようと必死だった。 このタイミングでローターの感想を聞かれても分からない。ただ一つ言えることは、バカみたいに気持ちいいってこと。 「まぁいいや。後でまとめて書いてもらうんで。……それと椎名さんって、結構イイ顔するんですね。前だけでこんなに蕩けた顔して、いやらしい。後ろも触ったら椎名さん、どうなっちゃうんでしょうねぇ?」 「はぁ……はぁー……、びやく、使ってるから……だろっ……!」 「それもありますけど……。でも」 つぷん、と、いとも簡単に俺のお尻は一条の指を受け入れた。 もう少し抵抗しろよ、とは思うものの、あれだけ蕩けてしまったのだから体に力が入らないのは仕方がないことだと思う。 2本目の指も簡単に呑み込んでしまって、中でウネウネ動き、その度にキュウキュウと締め付けてしまう。 媚薬のせいで全身性感帯になってしまったようで、普段なら絶対に気持ちよくならないお尻で気持ちよくなってしまっている。 「ナカ、すごく熱くてヒクヒクしてる。指を入れただけでも気持ちいいんですね。やっぱり、椎名さん素質ありますよ、アナルセックスの」 「ば、ばかじゃねぇの……ぁ、っ……俺は、女の子と、んあっ、シたい!」 「じゃあ、今日は女の子になってみましょうか。ココ女の子で言うGスポットです。前立腺って言うんですけど」 第二関節を折り曲げた部分にある、男のGスポットである前立腺を指の腹で触れられた瞬間、ビックンと体が震えて、それだけでイッてましまったのだった。

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