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第25話
※微?3P注意
浜岡は近くの席に座って、机に頬杖をつきながらそんな俺をじっと見ている。気にしなければなんとも思わないが、ちらちら視界に入ると妙に意識してしまい羞恥心が沸く。
そんな俺のことなど知る由もない桜井は、頬を紅潮させながら俺を見下ろしていた。
「俺が教えた通りフェラしてかわいいね。そんなに早くほしい?」
「ほひぃ」
咥えたまま見上げて素直に答えれば、桜井は嬉しそうに目を細めてはにかんだ。
ああ、なんでか。その顔にきゅんときてしまい、胸の奥底にある感情が芽生えそうで、それに気づいてしまいそうになるのを必死堪えて蓋をする。絶対に見ない、気づいてたまるか。
フェラをしながら片手でズボンを脱いで、同じように下着も脱ぐ。
俺の後ろの穴はすでに滴っている。ズボンを脱いだ手で我慢が効かない俺の手はそのまま後ろに伸びていく。ぬるついた穴に触れれば、人差し指を簡単に根元まで飲み込んだ。
「あ~っん、んっ、んぅ…」
指だけでも気持ちがよくて思わず声が出てしまうが、俺はすぐに目の前にある桜井の性器に再びがぶりつく。はやくこれを入れてほしい、という意味を込めて桜井を見上げれば、ごくりと生唾を飲み込んだ桜井が俺の口からモノを抜いて俺を立ち上がらせると、近くにあった…浜岡が頬杖をついている机に手をつかされた。
ばっちりと浜岡と目が合う。おそらく情けない顔をさらしているに違いないが、浜岡の顔は熱を帯びた目でそんな俺を見ていた。
「いれるよ、笹塚」
「ん…」
ゴムを装着し終わった桜井が、机に手をついて腰を高く上げる俺を尻をつかんで、ぶっとい先端を押し当て、ぐぷぷっと音を立てながら挿入した。穴のふちを無理やり広げて押し入ってくるそれに気持ち良すぎて足ががくがく震える。
「あっ、うぅ、んっい、きもち、あっ……」
「ちんぽハメられて気持ちよさそうに…顔とろっとろだな」
浜岡が舌なめずりをして、俺の顎に触れた。俺はバックからガンガン突かれまくっており、喘ぐのに忙しくて浜岡の言葉に返事をしている暇はない。机に縋りつくようにしがみついていたら、浜岡の顎に触れていた親指が俺の口内に侵入してきた。
「っおい、浜岡…」
「お前わざと俺に見せつけてるだろ。少しくらいいいよなあ?」
桜井の咎める声がしたが、浜岡は気にも留めていないようで親指で俺の口内を荒らしてくる。親指を舌に絡めてきて、浜岡が目で指示をしてくるので、俺はその意味をくみ取り自ら親指に舌を這わせた。
「んぅ、んっ…ぶ、ぅ……」
「上手上手。じゃあこっちもよろしく」
親指が抜かれ目の前に差し出されたのは、反り返った浜岡の…性器。
「浜岡それは本気でだめ。桜井もだめだよ、だめだってば!」
「口が寂しいもんな?好きなだけ舐めろよ」
気づいたら口の中いっぱいに収まる浜岡の性器に、桜井が背後でうなだれる声が聞こえたが、浜岡の声は楽しそうだ。俺はさらに激しくなった桜井の腰の動きに、奥を抉るようにハメられ意識が飛びそうになる中、俺はあまり集中できないながらも口の中のそれをひたすらに舐め、入りきらない分は右手で根元から扱いた。
「笹塚…っイくよ、だすからね…!」
「っ口に出すから飲めよ…」
桜井がそういって俺の中で射精したあと、少し遅れて口の中で浜岡のも射精した。俺は桜井と同じタイミングでイッてしまい、床を白く汚した。
中と口が満たされる感覚に体が喜んでいるのがわかる。だが飲めと言われた浜岡の精液がどうしても飲めずに吐き出した。浜岡はすごく不満そうにしていたが、それ以上に不満そうにしている桜井を見つけて、発情が落ち着いてきて冷静になってきた俺は面倒くさいこの状況にしてどうするかとため息を吐いた。
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