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第4話 獰猛な青年**

「っはあ…あっ…あ、あ、あっ」 「っく…おい、無理すんな」 ぐぐぐ、と落とした腰が快感で抜けそうになるが、オッサンの焦った表情が心地良くてなんとか持ち直す。 ただ、痛みはまったくなかったが、圧迫感と快感で頭がおかしくなりそうではある。 「んぅっ…どんだけ、でかいっんん、はぁ、キッツ…ふ、ん」 「ん、くっ、キツいなら上変われ」 「それ、は、…イヤ、だっ」 オッサンのを支えていた手が、もうそろそろ全部飲み込みきれるって言ってんだ、ここまできたら全部自分でやりたかった。 俺は、オッサンの邪魔が入って体勢を崩される前に、覚悟を決めて一気にいくことにした。 「ふう…」 「ちょ、おい!」 焦ったような声が聞こえるが無視だ。 ぐぐぐっ 「っふあああぁあああっ…はあ、んんっくう…ぅっ」 中のしこりを押しつぶされ、俺の俺がはじけた。 オッサンの長大なブツを飲み込んだ俺の穴は、広がれるだけ広がった感じがして、縁がやけに熱い。 そのあんまりな快感はとうとう俺の身体から力を奪って行ったようで、俺はオッサンの上に倒れ込んでしまった。 倒れ込んだオッサンの身体は熱くて、煙草の匂い。 それが不思議と安心できて、気づいたら俺の口は勝手に動いていた。 「んっ、なぁ…あたま、なでて…?」 オッサンの胸元からくったりと顔を上げた俺は、上目遣いでオッサンの顔を見遣る。 そんな俺に一瞬目を見開いたオッサンだったが、すぐに肉食獣みたいな視線になった。 「っ…! ったくお前は…!」 しかし、俺の変わらない様子に根負けしたのか、諦めたようなため息をついて、俺の要望通りに頭をなでてくれた。 大きくて角ばった手が俺の頭に触れるのがなんだか嬉しくて、俺は無意識にオッサンの胸板に擦り寄っていた。 しかし、そうしているうちも俺の中にはオッサンがいるわけで。 「んあっ…まだ、大きくなんのかよ…っ」 「お前が可愛いことするからだろうが…っ」 「かわいい、って…ないだろ…普通にごつい男だぞ、俺」 「言っとけ。オジサンには可愛く見えんだよ…なあ、そろそろ動いていいか?いい加減限界だ」 「うああっ! ちょ、…へんじ、してなっ、のに…! くぁ…っああ、あ、あ」 いきなり起き上がったオッサンに、抱きしめられ、下から揺さぶられた。 対面座位をしているはずなのに、オッサンの顔が俺と同じ高さにあるのがちょっと悔しい。 悔しさをぶつけるように、俺はオッサンの唇に噛み付いて答える。 「んっチュッ…はあ、あむ、んん、ん、ん、んぅ…っ」 「んっ…チュパッはあっ…積極的、だな」 「んぅ、ぅるせっ…あ、ん」 俺も、オッサンに負けじと腰を振る。 いいところに当てると中が締まるのか、オッサンの顔が快感に歪む。 それがとにかく楽しくて、俺はわざと自分のいいところにオッサンを擦りつけ続けた。 しかし、そんな俺の思考に気づいているのか、俺のタイミングに合わせてオッサンも激しく動くようになった。 「んあ、あ、ああんっそれ、イく…、イっちゃ…っ」 「っはぁ…イけよ…っおら!」 「あぁあああっ!…ああ、あ、ん、んっはああ、イく、イくぅ…」 「っく、ほら、イイ顔みせな」 オッサンの胸に置いていた手が、オッサンに攫われて、握り込まれた。 指と指との間に入り込むように組まれたそれが良くて、俺も強くオッサンを握り返す。 「あん、ああ、ああっ! ん、で、る…っい、っちゃ、ああ、あ、あっ!」 「ぅ、俺も、もう…!」 「あ、んあああああぁああっ!」 そこで、俺の意識は途切れた。

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