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第25話、浣腸

「はっ…ハ、も、ぅ、……ごめんなさいぃぃィぃ」 後孔に銜え込んでいたプラグを飛ばし下品な音をたてて浣腸液を噴射した。 あれだけの量を、あれだけの時間入れていたのに汚物は混ざっていない。 来店前に自分で腹の掃除をしたのだろう。 スーツで来店していたから、もしかしたら公衆トイレで準備をして来たのかもしれない。 本当にこの店の客はスキモノばかりだ。 「誰が出して良いと許可をしましたか」 その声にびくりと震える身体は何を求めているのだろうか。 恐怖と快楽は紙一重。 「も…もうしわけ、ご、ざ…ません…」 「何が申し訳ない、のですか」 丁寧な腰の低い言い方の筈なのに絶対の響きがある。 逆らってはいけない、そう本能で思う。 「許可なく…汚い、浣腸液を…出してしまいました」 「それだけではないでしょう?」 椿は作り笑いを讃えながら床に這いつくばる男の臀部に綺麗な脚をかける。 少しずつ体重をかけているのか男の腰が下がってきていた。  「……イって、しまいました…汚い…精液をぶちまけてしまいました…ッ」 うっとりとその脚を見る目。 加虐の目を向ける者。 様々な視線がステージに集まる。 「そう。 浣腸液を吹き出しながらイきましたか。 許可なく」 「すみません…もうしわけございません…ッ…舐めます…汚ならしい俺のザーメン、舐めさせてください」 冷たい視線、興奮を孕んだ視線に先から止まる事のない先走りを垂らしながら床に這いつくばり自らの精液を舐めとる姿は本能だけで生きる動物の様。 …いや、動物もこんな奴と一緒にはされたくないだろう。 恍惚とした表情で床を舐める俺の喘ぎ声は止まらない。 何度も浣腸液を流し込まれ、わざと緩いプラグを挿入されては漏らし、仕置きだと鞭をふるわれた。 何度も 何度も 彼自身の意思で

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