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ー友情ー

そして、望は和也の事を呼び寄せると誰にもこの話が漏れないようにと自分達の部屋の方へと急ぐ。 「確かさ…お前の友達に刑事さん居たよな?」 その望の言葉に和也は眉を吊り上げる。 「え?あ、いるけど…でも、いきなり何でだよ…。いきなり過ぎて俺には意味分からねぇんだけど…?」 「あ、ああ…でも、とりあえず訳は後で説明する。とりあえず、今な桜井さんは誰かに命を狙われてるんだよ…」 そう言うと、望は先程拾った手紙を和也にも見せるのだった。 とりあえず、目を通す和也。 「そういう事か…」 そうその手紙を見ても和也は全くもって他人事のように言っている。 「あのさ〜…この手紙を読んでお前は何も思わないのか?」 「まぁ、少なくとも俺には関係のない事だろ?とりあえず、まぁ、桜井さんは何かこう知り合いみたいな存在にはなってきてるとは思うんだけどさ…。それに、この手紙があったって俺達には何もする事が出来ないだろうが…俺達はお巡りさんでも刑事でもないんだからさ…それに、俺達にはその犯人を捕まえる事も出来ないんだしさ…」 「それは、分かってる…。でも、確か前に話していた時にお前言ってたよな?知り合いに刑事さんがいるんだって…。だから、その人に頼んで犯人を見付けて欲しいんだよっ!和也の言う通り俺等ではこの犯人を捕まえる事は出来ないけど、命を助けるって事は出来るだろ?まぁ後は病院内で事を起こされたなら、どうにかなりそうなんだけどさ…。問題は雄介が退院した後なんだよな…また、雄介は命を狙われて、再び病院に戻って来るとも限らない訳だし…だから、雄介がその犯人に狙われる前に犯人を捕まえた方がいいんじゃないかって思ってるんだけど…」 「まぁ、そうなんだけど…」 と和也はどうやら望の頼みでもそこは難しいようだ。 腕を組んでまで考えてしまっている。 「やっぱり、無理だ!いくら望の頼みでもな…わりぃ…今の話はなかった事にしてくれねぇか?ホントに本当に俺がアイツに頼むのは無理なんだって!」 この様子だと、その和也の友達の刑事とは和也と昔何かあったらしく、頑固として望の頼みを譲れないようだ。 「マジで頼むっ!」 それでも、望は和也に向かって手を合わせてまでお願いをしていた。 そんな望にひと息吐くと、和也はいい事を思いついたのか、 「なら、いいぜ…。俺の友達の刑事にその事頼んでやるよ。その代わり、望の事…抱かせてくれたらかな?」

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