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ー空間ー174

 きっと手術を待っている家族というのはこんな感じなのであろう。  患者さんの手術をしている時には望は集中している時だから時間とかは気にしないのだけど待っている親族関係者はこんなにも時間を気にしていたのかもしれない。  望は落ち着いていられなかったのか携帯の画面を開く。  今回の事件でまさか雄介が怪我をするなんて思ってもみなかった事だ。 しかも望が誰かの事を病院で待っているというのも初めてなのかもしれない。  誰かに電話したいと思ったのだが今の時刻は夜中の一時過ぎ。 誰も起きている筈はない。  やはり、この漆黒の闇の中でただの一人ここで待っているしかないのであろうか。  だが何を思ったのか望は携帯を手にするとある人物へと掛けようとしたのだが、さっきテレビを点けた時にはメールマークには気づかなかったものの今携帯を開いた事で沢山のメールが来ていたのだ。

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