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ー空間ー189

「だってな……そうだと思わへん? 俺等の小さい頃は部屋になんか閉じこもってないで外で遊んで泥まみれになって暗くなるまで遊んでおって、ほんで、母親には怒られて近所のおばさんやおじさんにも悪い事してれば怒られたし宿題とか忘れれば学校じゃあ教師に怒られておったしな。 挙句には廊下とか居残りとかさせられておったやんか。 でもな、今の時代は子供達が逆に可愛そうって思うねんな。 過保護っていうんかな? 親に怒られるっていう事は少なくなってきておるみたいやし。 前な、ファミレスに言った事あんねんけど……子供達がそこで走り回っておるのに母親とかはお喋りに夢中やったんか知らんけど、そこさえも注意出来へん親が多過ぎやっちゅうねん。 ほんで、最近の世の中は近所づき合いもせぇへんやろ? 後、学校じゃあ、学校で教師とかが怒ったり殴ったりすればそれは体罰やっていうねんやろ? そこは、度がすぎると流石にアカンとは思うねんけどなぁ、度が過ぎなければセーフやって思う訳や……。 そして、ホンマに今の子達は外で遊んでる姿って見かけへんなぁってな。 確かにそこも分からへんでもないんやけど……それじゃあアカンやろ? やっぱ、子供の頃にいっぱい失敗とかして怒られながら成長してって、ダメな事はダメと注意位はせしていかへんといけないと思うねんな。 いい事、悪いことの区別がつかない子供が今は沢山おるようやし」 「確かになそうだよな。 そしたら、こんなふざけた事件なんか起こらなかったのかもしれねぇしな」  そこで二人はほぼ同時にため息を吐く。 「まぁ、ええわぁ。 とりあえず、あったもんで飯作ったわぁ。 まぁ、チャーハンだけどな。 早よ食わんと時間に間に合わなくなんで……」 「あ、ああ、そうだったな」

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