4 / 10
04
「今日はピンク色のいやらしいパンツだ」
トイレでまた俺のスカートを捲り上げると、先生が生地の上から口づけをしてくる。トイレの床に膝をついて、俺のをパンツ越しに咥えている。
「あ……やめ。あぁ……」
俺は意識を持ち始めている股間に抵抗できずに、甘い声が漏れ出る。また鍵のかからない店のトイレで、俺は冷や冷やしながら快感に流されている。
「酒井は、ここのオーナーのオンナなのか?」
「んぅ……は? 何を言って……?」
「質問してるんだ。キスされただろ」
「キス?」と俺は繰り返して、カウンターでのやり取りを思い出した。
「ちが……あれは……あっ」
先生がパンツを横にずらして、俺のを直に咥えて吸い上げた。
「違う?」
「ちが……う。あいつは、親父の……だから。んぅ、やっ。だめ、やめっ……イッちゃうぅ」
言うが早いか。俺は射精した。ビクンビクンと身体が痙攣し、呼吸が激しく乱れた。
全身の力が一気に抜けて、その場に崩れ落ちそうになると先生が俺の肩を抱いてくれた。
「親父とあいつが過ごすから。俺が……ダチんとこに泊まるって話をしただけ……だ」
「へえ。なら、僕のところにおいで。泊めてあげる」
「ぜってえ、やだ。襲われるだろ」
「一晩中、愛してやる」
「余計、行きたくねえ」
「来い」
ともだちにシェアしよう!