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第26話 初めての…*

瑛太の秘部内を弄る(まさぐる)と、吐息と共に喜悦の声が漏れ聞こえ、絢也の理性を揺さぶる。今度は自ら指を増やし入れ、ゆっくりと中を掻き回す。くちっ…ぐち…ぐちょ…動かす度に音が変化し、絢也の熱を煽る。 「ん…ふっ…んんっ」 『はぁ…瑛太さんの中、凄いよ…』 腰を屈め瑛太の咥内に舌を刺し入れると、唾液が混ざり合いぴちゃぴちゃと淫らな音を立てる。舌の動きに合わせ指腹で内壁をなぞると、瑛太の秘部内が別の生き物のようにうねうねと絡みついた。 顔を上げ左手で瑛太の右膝頭を掴み内腿へと滑らせると、彼は膝を立てゆっくりと両脚を広げた。 「あ…絢也く…んんっ。」 『はぁ…何コレ…畝ってる。」 「ぁあっ!そ、そこ触っちゃ…」 指を押し進め角度を変えた瞬間、瑛太の下肢がビクリと震えた。 『ふぅ…はぁ…瑛太さん…此処が良いの?』 「あっ…ダメ…ひぃっ…」 『此処なんだね…』 絢也の陰茎は既に限界まで反り勃ち、先端からは涎を垂らしていた。自身の雄を瑛太の内腿に擦り付けながら、指の速度を速める。 「あっ…あっ…絢也、、お願い挿れて…」 『はぁはぁ…良いの…?」 「き、来て…あんっ…」 (すぐる、、一緒に暮らしている恋人がいるのに別の男の名を呼び涙を流す彼に、七つも歳下で恋愛経験すら無い俺が惚れたところでどうにもならない。そう自分に言い聞かせようとした。だけど、そんなん無理だって分かった。もう後戻りなんて出来ない…) 指を引き抜いて、傍らに脱ぎ捨てた服を瑛太の腰下に敷き彼の肢体を眺めた。ハクハクと開閉する蜜壷に吸い寄せられるように己の先端を充てがうとずちゅ…ずちゅり…卑猥な音と共に絢也の雄が呑み込まれていく。 「あっ…あ…」 『はぁ……ヤバい…瑛太さんの中、気持ち良過ぎる…』 根元まで埋まった雄の先端からは先走りが漏れ、熱く蠢く秘部内の滑りが増す。絢也は初めての快感に全身がぶるりと震えた。 腰を前後に揺り動かし亀頭で内壁を舐る(ねぶる)ように扱くと、蜜壷からぬちゃぬちゃと音が漏れる。口端からは涎を垂らし喘ぐ瑛太の淫らな姿に、絢也の情欲は益々誇張した。 「じゅんやぁぁ…ひぃ…」 『ふっ…ふっ…瑛太…』 ぱんっぱんっ…腰を打ち付け一気に速度を速めると互いの息が上がり絶頂へと近付く。 「んっんっ…ひぃあっっー!!」 『ふっ…ぐぅあーー!』 最奥を突かれた瞬間、瑛太の先端からどぴゅどぴゅりと白液が迸り、絶頂に達した密孔は雄を締め付け、絢也の先端からもどぷどぷと白濁が吐き出された。

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