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花の独り言03
10日目が終わろうとしていた時、主がいつもポケットに入れている小さな板とは、別に大きな折り畳み式の板を扱っている
小さな板は、確か...ケイタイ?だったっけ
「主、それ何?」
「これかい?パソコンだよ。ケイタイと一緒でこのキーボードで文字を入力する。ケイタイは、無理だけどパソコンなら古いやつがある。使うかい?」
「いいの?」
「あぁ、いいよ。ただし、本来のパソコンより少し制限がかかる。ネットには、つながってるけど」
「ありがとう、主」
僕には、目的があった
主と僕は、違う
主は、ニンゲンで僕は植物がギ人化したもの
でも、僕には意思がある
気になっていたことを調べようと思うのだ
僕の同ルイ について
主がシゴトとやらに行ったのを見計らって僕は計画をジッコウした
『ギジンカ ショクブツ』
「......」
失敗した
専門のサイトは、見つからなかった
あったのは、それを題材にした小説のみ...
みんな、人間に可愛がられ孕み種子を残していくらしい
「...種子ってどうやって作るんだろう?」
たしか、『受粉』ってあったな...
「僕は、主から受粉してもらえるのかな?」
小説の中の子達は皆、人間から種子を宿してた
『受粉』
......難しいことが書いてある
多くの種子をのこすための工夫......yes!
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