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第7話
マットに静かに押し倒されて、先輩が不意にワイシャツ越しに乳首を掠めた。
「っ!」
「期待してるの?もうぷっくりしてる」
こしゅこしゅと、シャツ越しの感触は擽ったいような焦れったいような感覚で。
「そんなにおっぱい突き出さなくても触ってるじゃん」
無意識のうちに先輩の指に乳首を押し付けてたみたいで、クスクスと笑われて顔に羞恥が集まる。
「ンッ、ふぅ⋯っ、は、ぁん⋯」
「直に触って、舐めて欲しい?」
焦らすように、くるくると乳輪を触りながら聞かれる。
そんなの察しろよって言いたいけど、この変態は俺に言わせたくて仕方ないんだ。
「っも、早くしろって⋯⋯!」
「はいはい、淫乱な桜音は我慢できないもんね〜」
「い、淫乱じゃないっ!」
吠える俺をはいはいって受け流して、スルスルと入ってくる先輩の生身の手。
桃神先輩のじんわりとした体温を直に感じて、思わず身震いする。
「お前って体温低いんだね。肌が冷んやりしてて⋯、スベスベで気持ちいい」
一通り俺の肌を堪能した先輩は、シャツの裾を徐に掴んで俺の口に突っ込んだ。
「邪魔だから暫く咥えててね」
「ッんむ⋯!」
ちょっとイラっとしたが、まぁ声を聞かれるよりは全然マシか。そう思って大人しく従う。
「っ、ふ⋯」
ねろぉ、とへその辺りから桃神先輩の舌が這い上がってくる。
ゾクゾクと何とも言えない感覚が俺を襲う。
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