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バレンタインSS『にゃんこな君』仕返しver.(智也×祥悟) 3※

祥悟の目が潤んで蕩けている。気持ちよさ気な表情が、妙に艶かしい。 智也はごくり……と唾を飲み込むと 「もしかして……ここ、触られると気持ちいいの? 耳のここら辺とか」 言いながら、柔らかい毛に覆われた愛らしい耳をさわさわと撫でてみた。 「みゅうみゅうみゅう」 鳴き声にも艶が増す。ぷるぷる震えながら身体を揺らす姿がエロティックだ。 「うわ。か……感じるんだ。じゃあ……尻尾は?」 手を伸ばし、長い尻尾を優しく撫でた。付け根の部分に触れると、祥悟の小さな尻がもじもじと揺れた。 「っふにゃーお」 「わ……すごい。びくびくしてるよ。ここが弱いのかな。ああ……祥……そのポーズ、すごく色っぽいよ。 じゃあ……これは?」 耳と尻尾を同時に愛撫してやると、祥悟は感じ入った顔をして、全身をくねらせた。 「みゅうぅっ。みゃうぅっ」 「わ~反応が素直だ。……普段の君とは別人だよね」 智也が思わず呟くと、祥悟はちょっと恨めしげな顔をして、甘えるように智也の手に頬擦りしてきた。 「みゅぅーん……」 「ああ。そんな顔しないで。食べちゃいたいくらい可愛いよ……祥。あ……耳が垂れてる。君、ちょっと可愛すぎるよ。祥、ほら、ここに乗って」 智也が自分の膝を叩いて促すと、祥悟は素直に跨ってきた。その仕草が堪らなく色っぽくて……ドキドキする。 「うん、いい子だね。もっと尻尾……いじって欲しい?」 「みゅぅみゅぅ」 「ふふ。そんなにお尻突き出してどうしたの? ここの、付け根のところが感じるのかな?」 さっき見つけた1番反応の大きい場所をちょっといやらしく撫でさすると、祥悟の白い肌が興奮を示して、淡い桜色に染まってきた。 「にゃーお」 刺激が強すぎるのか、祥悟は尻をもじもじさせながら膝の上からおりようともがいた。それをひょいっと抱え直し 「ああ、だめだよ、逃げちゃ。気持ちよくしてあげられないだろう?」 耳の後ろに息を吹きかけながら甘く囁くと、祥悟はきゅうっと首を竦めた。 「みゃ。みゃぁうっ」 抵抗を諦めた身体がくったりと弛緩して、また素直に肌を擦り寄せてくる。膝の上で愛らしく尻を振る祥悟の愛らしさに、こちらが身悶えそうだ。 「いいこだね、そう、もうちょっとお尻をあげて? ほらこれはどう? 目がうるうるしているよ、祥。ああ、ぺろぺろしてくれるの? え……あ、祥、そこは……っ」 くうくう言いながら、智也の指をぺろぺろしていた祥悟が、不意に下腹に顔を埋める。薄い室内着越しに祥悟の熱い息を感じて、智也は思わずびくっとした。いや、正確には智也の息子がひくりと震えた。 「ふみぃ……ふにゅぅ……」

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