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第2話
とてつもない殺気、敵意、憎悪、とにかく圧倒的な良くない気配、圧が辺りを包み朝食の片付けをのんびりしていたトパーズは咄嗟に家を飛び出した。それらは家のすぐ外で、己の父がまぎれもなく発していたものだからだ。トパーズは白い毛皮の虎獣人であったが、トパーズの父スピネルは黒い毛皮の猫獣人である。血の繋がりは無く、縄張り争いに負けた群れの生き残りだった当時子虎のトパーズをスピネルが拾って育ててくれたのだ。猫族と呼ばれるスピネルは基本的にマイペースなおっとり者で細かいことには拘らない。ある日突然育てた息子に強姦されてそのまま雌として囲われても気にしない。虎族は縄張り意識が強いんだった、こうなる事くらい考えておかないといけなかったな。なんて笑うスピネルを前に拒絶されても困るけど、トパーズとしては自分の父の無計画人生が心配になる。
その父が、なにがあったのか家のすぐ外で今まで感じた事が無いくらい怒りに満ちた気配を出しているのだ。トパーズは優秀な獣使いである。近隣の獣はトパーズの配下みたいなものだし、父のスピネルにいたっては尻がとんでもなく雑魚で挿入一発完全屈服不可避であろうと魔術師であれば誰もが憧れる程名の知られた魔術師である。田舎のさらに僻地に暮らすうえで脅威など無いはずだった。
「どうしましたおとうさん!?」
扉を開けて玄関先、ほうきを片手に見たことが無いほど黒い毛皮を膨らませた父が全力で威嚇している相手を探すがどこにも見当たらない。空はどこまでも青く澄み、白い雲が優しく浮かび、森の奥、鬱蒼と繁る大木達はゆったりと風に身を任せて葉を鳴らしている。いつも通りの平和そのものだ。だが父だけが不倶戴天の敵を前にしたかのように怒り狂っている。これは自分には見えない類いの何かかと思えども、それにしてもなんの気配も無いのはおかしい。
「......おとうさん?」
恐る恐る父を後ろから伺い目線をたどれば、ずいぶんと可愛らしい白い猫、獣人ではなく正真正銘獣の白い猫が父の威嚇にあてられて腰を抜かして震えていた。
「えー......」
どうみても猫である。間違いなく猫である。悪いなにかが猫に姿を変えた、とかそういうものでは無い。獣使いであるトパーズにはそれがわかった。そしてトパーズにわかる事が父にわからないはずがない。つまり父は、このなんでもない白い猫に全力を出しているのだ。
「とりあえず落ち着いてください」
「にゃぅんっ♥️」
びっくりするくらい膨らんで知らない猫みたいになっている父の尻に、とりあえずかがんで指を二本差し込めばあっという間にスピネルは尻だけ上げて地面にひれ伏した。どんな状況でも雑魚なんだなと、さっきまで散々犯していた尻をまた指で広げながらトパーズは感心した。膨らんでいた体もすっかりしぼんでただの犯して猫になったスピネルに、トパーズは改めてなにがあったか聞く。
「ねこっ♥️ねこがいたからぁ♥️」
穴の浅い所で指を遊ばせていると、もの足り無いと言うように必死に腰をゆらしてスピネルは答えた。二本のしっぽがねだるように、トパーズの太い腕に絡む。白猫はスピネルの注意が完全にトパーズへと向かったと悟ったようで、慌てて逃げる姿がトパーズの視界の隅に映った。
「いましたね。でもただの可愛い猫ですよね?」
「だからぁっ♥️かわいかったからぁ♥️」
「うん?」
「すぅごいかわいいねこらったからぁ♥️とぱーず♥️きにいっちゃうかもってぇ♥️」
「あー......なるほど」
つまり玄関先を掃除しようと思って出たら可愛い猫がいたのでトパーズの好みかもって心配になった、という事らしい。事態を理解したトパーズは、一度深いため息をついた。
「この雑魚穴猫がぁっ自分の息子の脳みそどんだけ雑魚扱いしてくれてんだおらぁっ」
「んにゃおぉおおおぅっ♥️♥️♥️」
犯して猫になった父を相手に、とっくにスリットから存在を主張して飛び出していた己の陰茎を、トパーズは突っ込んだ。さすがに一気に奥まで犯せなかったが、スピネルの肛門も直腸も突然の侵入を歓迎するように痙攣して迎え、なかで小刻みに震えながら己の陰茎を食んでくる刺激にトパーズは目を細めた。
「自分のまんこが雑魚だからってこっちのちんこも雑魚扱いは無いだろぉがっ、おいっさっきの猫どんだけだったよ!ただの穴にも使えないような大きさだったろうっ」
どういうつもりだとトパーズが乱暴にスピネルの頭を地面に押さえつけ、体を逆さに持ち上げるとそのまま上から激しく抽挿を始めた。
「おっ♥️おっ♥️んぉっ♥️」
まだ全部入れられない陰茎で、集中的にスピネルが鳴いて悶える箇所を突き責めれば、スピネルのスリットからこぼれでた陰茎がひたすら透明な液体を噴いた。
「ご♥️ごめっ♥️ごめんにゃひゃいっ♥️ちがうっ♥️ちがうにょっ♥️とぱーじゅをざこらとおもってにゃくてっ♥️かわいいって♥️らいじにしちゃうかにゃってぇっ♥️」
「猫一匹でガチギレする雑魚まんこの面倒だけで手一杯だよっ反省しろっなにがあったかと思ったんだぞこっちはっ心配させやがってっ」
一旦抽挿を止めたトパーズはスピネルのしっぽを二本まとめて掴むとその付け根を腰がわから連続してひっぱたいた。
「あーっ♥️♥️♥️ぺんぺんらめぇっ♥️おにゃかじんじんしちゃうの♥️はんせいれきないっ♥️おしおききもちよすぎて♥️はんせいれきないっ♥️」
「知るか雑魚っ悪い子はこれがお決まりだろうがっ淫乱雑魚親なのを息子に向かって謝れっ」
「ゆるしてっ♥️ごめんにゃひゃいっ♥️おしおききもちよすぎて♥️イッちゃうおとうさんれ♥️ごめんなひゃいっ♥️おとうひゃんとぱーじゅに♥️こんなことしたことないのにぃ♥️どこれおぼえてきらにょ♥️こんにゃのっ♥️♥️♥️」
「趣味だよ!察しろ!!」
「しゅみにゃらしかたにゃいかぁあん♥️♥️♥️」
しっぽの付け根をトパーズに責め叩かれ続けてスピネルは啼いて悦び嬉しそうに腰を差し出した。
「とぱーじゅ♥️ごめんにゃひゃい♥️ゆるひれ♥️おとうさんあやまりゅからぁ♥️」
「おしおきされて悦ぶ人の謝罪になんの意味があるって言うんです」
ひとしきり玄関先で父親を犯し尽くしたトパーズは、動けずうつ伏せに大の字になって倒れる父親をそのままに一度家へ戻ると、庭にあった屋外用の椅子と縄を持って戻ってきた。スピネルを軽々と片手で持ち上げ、そのまま椅子に脚を大きく開脚させて縛り付ける。肛門からは先ほど流し込まれた精液がぶぽぶぽと音を出して小さく噴射されていた。
「ほら、こうして家には雑魚まんこがいますってウェルカムまんこ飾っておけばもうおとうさんが心配するような人は近づいてこないですよ」
名案でしょ?と聞きながらトパーズはスピネルの右乳首をひねる。喘ぐスピネルに、呼び鈴にもなりますねと満足気だ。
「れもっ♥️れも♥️これらと♥️おちんぽほしいとき♥️どうしたらいいの♥️」
一度や二度スピネルを犯したくらいでは、まだ満足できずそそりたつトパーズの陰茎にスピネルは釘付けだ。縛り付けられて動かせない体で、犯してほしいとまだ精液噴射が止まらない肛門をひくつかせ、口でも欲しいと涎を垂らして息子を見上げる。
「なに気取りだよ、自分の立場を自覚しろ雑魚ぉっ」
「ひぐぅうぅぅうううっ♥️♥️♥️」
先ほどと違い、今度は一息に腹の奥まで殴るような勢いで侵入され、縛られている為に衝撃を逃がすこともできず、スピネルは一気に脳天まで真っ白になってしまい半ば白目を向いて喘いだ。
「お前の気分でセックスはしねぇよっ俺の気分最優先に決まってるだろう雑魚がっなにがおちんぽ欲しいときだっ俺が挿れたいときに穴を広げてみせりゃいいんだよっ」
「ごめんにゃひゃいっ♥️かんちがいひれまひらっ♥️ゆるひれっ♥️ざこれすっ♥️おとうさんおまんこざこらから♥️おちんぽさまにつかってもらうらけれも♥️しあわひぇれひゅぅ♥️がんがんついてくらさい♥️おとうさんのざこまんこ♥️おくの♥️おくまれ♥️おちんぽさまのおもうように♥️いじめぬいてくらさいっ♥️」
「縛っといてだけど椅子の上からってやりにくいな、まーせっかくだしこのままするけどちゃんと序列理解しろよ雑魚、尻の穴をまんこにしますって誓った日から雑魚に決定権無いんだっつーの」
えぐるように犯されて泡立った液体が尻の穴から漏れこぼれている。トパーズの陰茎はそれをまたスピネルの直腸に塗りつけながらかき回し、最奥の壁を突き続け、スピネルの直腸はトパーズの陰茎に吸い付いてもっとというように収縮して刺激を与えていた。
「はひぃっ♥️おとうひゃんは♥️とぱーじゅのもちものれひゅ♥️もちぬひさまのきぶんで♥️いれてもらえりゅように♥️おひりのあにゃいつれもまってまひゅううっ♥️」
わかりゃいいんだとトパーズがそれまでも激しく振っていた腰をひときわ大きくグラインドさせたかと思うと、動きを止め最奥の壁に射精した。
「んにゃぁああああんっ♥️あちゅいのきたぁああぁあああぁっ♥️ざこまんこ♥️ざこまんこはおちんぽさまにこうさんしてっ♥️おにゃかのおくもせいえきにこうさんしてるぅ♥️これらめっ♥️これひゅきぃっ♥️ざこまんこやめられにゃいにょぉおぉっ♥️♥️♥️」
中出しにあえぐ父親を見下ろして、でもまぁ確かに玄関先に飾ったら好きなときに犯せないかとぼんやりトパーズは考えた。
結局双方の意見からウェルカムまんこは無しになったようだ。
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