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第4話
スピネルが暮らしていた家は元々独り暮らしの猫族が暮らしやすいように造られていたから成長したトパーズにはいささか暮らしにくく、なにをするにもかがまねばならなかった。スピネルがそれに気がついたのは、トパーズが成長期を迎えた頃だ。成長期前ですでにスピネルより大きかったトパーズだったが、心配性で甘えたな所もあってスピネルにくっついていたがった。幼少期に親を無くしたせいだろうと、スピネルもトパーズと離れる事無くいたのだが、やがてトパーズはスピネルと食事を一緒に摂らなくなった。正確には一緒のテーブルに並んで座って、だ。立ったまま屈んで食事を摂る姿にスピネルは不思議に思っていたのだが、特に猫族には食事マナーというものは無い。せいぜいが相手が嫌そうにしてたらやめましょう、そのくらいだ。なので特に触れる事もなく過ごしていたが、夜もやがて一緒に寝ていたのが、床に直寝するトパーズの上に寝転がされて就寝するようになった。スピネルは気持ちいいが、さすがにそれはトパーズの体が痛いのではと思ったところで、ようやくスピネルは気がついた。トパーズが家に合わなくなっているのだ、と。試しに居間のソファに座ってトパーズに隣を指せば、隣には来るが、ソファには座らず床に座った。言ってくれればいいのにと、スピネルがちょっとため息をついたのを怪訝そうにトパーズが見る。ソファに座るスピネルと、床に直座りのトパーズであったが目線の高さはそこまで変わらなかった。
言ったらもう大人だと追い出されるかと思った、スピネルに問われて渋々ながらトパーズが生活の不便さより、スピネルとの暮らしを無くしたくなかったのだと白状したものだから、元々慣れない育児で四苦八苦しながら育てたトパーズが可愛くて仕方なかったスピネルは、すっかり舞い上がってしまった。もうトパーズは可愛い可愛い世界一可愛い、などとにゃあにゃあはしゃいでトパーズの大きな頭にすがりつき、ひとしきり匂いつけをし終わるとさて、とソファから飛びおりて姿勢を正した。
「別に追い出したりはしないさ」
見下ろすトパーズを見上げて、スピネルは笑った。
「だからこれからは何か不便があったらきちんとおとうさんに言いなさい」「おとうさんのせいでトパーズが無理してるなんて、それこそ一緒にいられない事だと思わないかい?」
笑顔ではあったが少したしなめるようにスピネルから言われて、トパーズは素直にごめんなさいとあやまった。スピネルはにこにこと頷き、さあ、トパーズとおとうさん一緒に快適に暮らせるようにしよう!両手を広げて宣言するように言った。
「どうだい?」
さっきまで自分の目の前に立っていた父親がいつの間にかまたソファに座っていた。床に直座りしていたトパーズは驚いて父を見上げた。そう、さっきまでたいして目線の変わらなかったソファに座る父親を今確かにトパーズは見上げていた。違和感に混乱するトパーズをスピネルは楽しそうに見つめて隣を指差す。隣に座れと言われて恐る恐る腰を上げたトパーズの視界に入る部屋全体なにもかもさきほどまで窮屈に思えていたスピネルサイズからトパーズサイズの空間になっていた。呆然としながら座れなくなっていたはずのソファに座る。スピネルが隣に座るトパーズを見上げた。
「トパーズに暮らしやすい家を元々のおとうさんの暮らしやすい家に造って重ねただけさ」
多少なりとも魔術は父から教わっていても、本格的な魔術師でないせいか、スピネルの言うことがいまいちトパーズにはわからない。ただトパーズに暮らしやすいということは、スピネルには暮らしにくいのではないだろうか。それだけが心配でトパーズは尋ねた。
「おとうさんには変わらずこの家は昔のままだよ。トパーズサイズの家はトパーズに合わせてあるだけだからね」
やはり意味がわからなかったが、スピネルがソファから降りてまた戻ってみせると、ソファがスピネルの動きにあわせてぐにゃりと縮んでまたトパーズサイズに戻ったからそういう事なのだろうと納得した。きっとスピネルからしたらスピネルサイズの家がトパーズに合わせて伸縮しているのだ。
おとうさんはすごい
感嘆の呟きをトパーズが呟けば、スピネルは威張るように胸を張った。
そのソファで今ではトパーズは父の尻を舐めねぶっている。胸を張るおとうさんかわいかったなあと、ぼんやり父親の可愛い尻に舌を突っ込んでかき回しながらかつてを思い出していた。夕飯を済ませ、風呂で体を洗いながら犯した後なので、石鹸の匂いが微かに残っている。トパーズはその石鹸の匂いを消すために、父親の身体中をしゃぶっていたのだ。このソファには色々な思い出がある。なにより父を雌にしたのもここだった。
あの頃はスピネルがトパーズに匂いつけをしたがり、よく就寝前にしがみつかれていた。トパーズの体が大きくなると、匂いつけも大変なようで時々癇癪を起こすのかしがみつくと脚でひかっくように蹴りまくってきたりもしたが、スピネルの爪ではトパーズにかすり傷もつけられず当然痛みも無かったのでトパーズは大人しく父のしたいようにさせていた。その日はたまたまスピネルがトパーズの頭に尻を向けて腹にくっついていた。なんとなく目の前で揺れる二本のしっぽと父親の尻の穴を見ていたのだが、尻尾の片方を気まぐれで掴み咥えると、にゃぅんと父親が啼いて残るしっぽで軽くはたいてきた。それがなんだか面白くてはたいてくるしっぽを押さえ咥えたしっぽを改めて先端から付け根に向かって丁寧に舐めてみる。いつもする側だったスピネルが楽しそうにトパーズの腹で体をくねらせ抵抗もしなかったのが余計トパーズを調子に乗らせた。スピネルの体は小さくて、トパーズは大きい。事が起きたのはほとんど不可抗力だった。ただスピネルのしっぽの付け根までたどりついたトパーズの舌が尻までざらりと舐めただけだ。だがその刺激でスピネルがひぃんと甘く啼いて身をすくませ、あろうことか雄の体に雌の匂いを出してきた。それにあてられたトパーズが、スピネルの腰を押さえ込んで逃げられないようにすると、今度ははっきり狙って尻を舐め吸った。
「あっひ♥️んぁあんっ♥️」
下腹に爪を立てられている感触をトパーズは感じたが、構わず舌を穴の中に突っ込んだ。トパーズの舌は厚くて大きい。スピネルの尻には十分すぎるほどの刺激らしく、もがいている様子が伺えたが雌の匂いはますます濃くなり、差し込めるだけ舌を差し込んでトパーズはスピネルの腸を蹂躙した。やがて爪の他に下腹から違和感を感じたトパーズが、尻から舌を離すとスピネルの肛門からトパーズが流し込んだ唾液がとろりとこぼれ、その下にあるスリットからはスピネルの陰茎が勃起して飛び出し、透明な液体を肛門と同じようにとぷとぷこぼしていた。また尻の穴を舐め犯し、陰茎も攻めたいのをこらえてトパーズは生唾を飲み込みながら少し体を起こして己の下腹をみやれば、スピネルと同じようにスリットから出て勃起している己の陰茎を、スピネルが健気に小さな舌で舐めていた。
「息子に犯されかけて抵抗まるで無しか親あぁあぁぁああああっ」
「ひにゃぁあああうんっ♥️」
スピネルが己の陰茎にしゃぶりついている姿に、一瞬目の前が真っ白になったトパーズだったが、すぐさま首根っこをつかんでソファに仰向けで寝転がすと、今度は自分がスピネルに被さった。
「なんか言う事ねーのか」
お互い荒い息で見つめあい、トパーズはスピネルの両足を掴んで乱暴に左右に開くと、己の陰茎をスピネルの肛門にくっつけた。トパーズのこぼす液体と、先程さんざん流し込んだ唾液でスピネルの肛門はぬるぬるとしている。
「あぅっ♥️と♥️とぱーずのおちんぽひゅごい♥️おっきくれかたくれごちゅごちゅひてるぅっ♥️こんにゃのおしりにきたら♥️おとうさんおわっちゃうよぅっ♥️」
「大歓迎かよぉぉおおおぉっ」
「はひぃいいいん♥️いらっひゃいまひぇえええん♥️」
ごぷんと半分ほどを、明らかに許容量を超えている穴へと勢い任せに突き込まれ、スピネルはのけぞりながら射精した。
「ところてんかよっどんだけ穴が弱いんだあんたっ雑魚かっおいどんだけの相手にこんだけ雑魚に仕込まれてきたんだよっ」
かなり本気で息子がキレているのを察したスピネルだが、言い訳しようにも怒っているわりには丁寧にスピネルの前立腺を探し、突き上げ腹を踊らせてくるトパーズの腰に振り回されてなかなか言葉らしい言葉が出せない。一度射精したスピネルの陰茎は、また微かに立ち上がり始め、先走りを振りこぼしている。
「はひんっ♥️とぱーじゅっらけっ♥️おとうさん♥️とぱーじゅがめすこうびはじめれぇえ♥️」
ひんひん切れ切れに訴えるも、トパーズはまるで信じてない顔をしながら侵入を深めた。トパーズは大きい。スピネルの最奥など簡単にたどり着くだろう。スピネルは荒い息のままトパーズに合わせて腰を浮かせた。
「入れる前から堕ちてきた淫乱の何を信じろってんだよ」
期待に震えるスピネルの腰を抱えていたトパーズは、スピネルの直腸から己をゆっくり引き戻しだし、じわじわと腸内を熱い固まりがずり出ていく感触にスピネルが背をのけぞらせてた。
「ほんろっほんろらってばぁっ♥️とぱーじゅっとぱーじゅらからぁっ♥️とぱーじゅらからいいのぉおおんっ♥️」
「つってもあんた俺よりよっぽど生きてるだろ。全く尻の経験無いってこたないだろう。嘘つくなよ」
ややむくれいるトパーズが、スピネルの過去よりも、スピネルに過去を隠されていると思って機嫌を損ねているようだと察し、スピネルがトパーズ可愛さにまたイッた。
「いや待て待て、俺今なにもしてねーぞ」
何事かと驚くトパーズを見上げて、スピネルがまた必死にいいつのる。
「しんじてっ♥️おとうさんとぱーじゅがすき♥️いちばんすき♥️」
出ていく陰茎にすがって腰を振るスピネルの腹は、トパーズの陰茎を食らいつくように締めてきて気持ちがいい。誘惑に負けて腹の奥まで攻めたくなる身を震わせ、トパーズは堪えた。
「今まで本当に一度もこういう事無かったってのか」
「おとうさんをメスにしようとされたことはあるにはあるけろぉ♥️」
「こんだけ雑魚穴でどうしたんだよ」
「おとうさんざこなのとぱーじゅらけらってばぁ♥️みんなとぱーじゅみたいなすきじゃなかったからぁっ」
「おとなしくフラれて引き下がってもらえたって?」
鼻で笑うトパーズにスピネルはすこし足りなそうな顔で笑って見せた。
「メスにした」
「こえぇええよあんたぁっ」
「にゃぐぅおおおおおぅおおおん♥️♥️♥️」
うっかり体ごとトパーズは突っ込んでしまい、ゆっくり出ていた陰茎がまた激しく腹をえぐってくる衝撃に、スピネルが射精しながら悶えた。
「どういうことだよ、なに言ってんだよあんたっ全国各地に穴奴隷でもいんのっ!?」
「にゃっ♥️はにゃっ♥️いにゃっ♥️いにゃいよぉお♥️すぴねるおちんぽそんなつよくないひっ♥️」
トパーズに振りたくられた体で揺れるスピネルの陰茎は確かにトパーズ程は全く無いが、そこまで体に不釣り合いというほど小さいようにも思えない。だが確かにこれで、色んな相手をメスにしてきたと言われると信じがたい。
「魔獣のつがいにしたげたのぉっ♥️」
「鬼か!?」
「ねこれすぅ♥️」
「あーもうっくそっ!何あんたばっかりイッてんだよっ無茶苦茶すぎて俺気持ちいいのにイキそこねまくってんだぞっ」
色々とどうでも良くなってきたというか、情報処理に追い付かなくなってきたトパーズが、スピネルの尻を仰向けに上へ向かせて持ち上げた。
「ごめんにゃひゃいっ♥️すぴねるばっかりきもちよくてごめんにゃひゃいっ♥️すきにしてっとぱーじゅのすきにすぴねるれあしょんれぇ♥️♥️」
「言われなくてもそうするよっ」
「ぁあっ♥️♥️♥️」
落とすように突き込まれた陰茎は、さすがに一度では最奥にたどり着かないが、容赦なく何度も上から突き進み掘削を続ける。
「なにまたイッてんだよ雑魚!自分で遊んでほしけりゃもっと俺に媚びてみせろっ」
「はっぁああっ♥️まっれ♥️まっれむりほんろむりぃ♥️ざこぉ♥️すぴねるのおひりほんとにざこになっちゃうぅ♥️おちんぽにこうさんしちゃうぅぅううっ♥️」
「いつまでこの穴を尻だと気取ってんだ雑魚がっこんなもんもう雑魚まんこだろぉっ中に出すからもうこの穴はまんこですって認めろよっ」
「んにゃぁ♥️おまんこっ♥️おまんこにされちゃうぅ♥️ゆるしてっこんにゃきもちいいにょに♥️なかにまれだされたらぁ♥️すぴねるほんとにおわっちゃうよぉ♥️あっついとぱーじゅのせいえききちゃったら♥️すぴねるのおまんこじんせいはじまっちゃうぅ♥️♥️♥️」
「とっくにはじまってるだろっ」
「んおぉぉぉおおぉおおおお♥️♥️♥️」
最奥に辿り着いた陰茎が、さらにその先も犯すように濃い精液でスピネルの腹を攻め込んできた。重い衝撃を腹に打ち込まれ続けていたスピネルは、ひときわずどんと響く塊に奥の奥まで犯されて脳天まで麻痺したように全身が痺れている。半ば向いた白目から涙をこぼし、鼻水もよだれも溢れていたが、スピネルの様子には構わず射精が終わってもトパーズは陰茎を抜かず腸壁に精液を塗りつけかき回していた。
「おっ♥️おっ♥️おぉおっ♥️」
「おう雑魚、お前は何かちゃんと自覚できたか?」
「おまんこれすっ♥️すぴねるはとぱーじゅのおまんこれすっ♥️すぴねるおわっちゃったのぉ♥️とぱーじゅのおちんぽにこうさんしまひゅぅう♥️こんにゃのほんろにむりかてないむりぃ♥️きょうからすぴねるはとぱーじゅのめすになりまひゅう♥️ざこまんこめすじんせいはじめまひゅぅぅう♥️」
陰茎と肛門の隙間からぶちゅぶちゅと液体を吹き出させて、スピネルが必死にトパーズに媚た。スピネルの直腸が、トパーズを離したくないとばかりにうねり締めてくる。その感触にトパーズは目を細めて腰を軽くふれば、スピネルが嬉しそうに啼いた。スピネルの直腸がしてくる奉仕で、トパーズの陰茎はまた勃起してきている、だがスピネルはどうもまだ自分が犯してもらう立場の自覚が無いようだ。これはきちんと教育をせねばいけない。無造作に陰茎を抜いたトパーズをスピネルが困惑した様子で見た。
「雑魚まんこなんだろっ口もどんだけ雑魚か確認してやるよっ」
「おぶぅぅううっ♥️♥️♥️」
頭を掴んで開きっぱなしの口へ、勢いよく己の陰茎を突っ込んだ。
「とぱーじゅ♥️とぱーじゅぅ♥️」
不意に呼ばれて、トパーズは意識を昔から今へと引き戻す。見れば、スピネルがもうそろそろ挿れて欲しいと言いたげに、トパーズを振り向いていた。トパーズの目の前の腰も揺れて、二本の尻尾が左右から優しくトパーズの頬を撫でてくる。とりあえず今は久しぶりに口でさせようかと、トパーズは考えた。スピネルの口は小さくて、トパーズの先しか咥えられないし舌も小さいから気持ちはいいが、刺激がもどかし事もあってあまりしない。だかこれだけ誘ってくる父の期待を裏切るのも楽しかろうと、にやりと笑うトパーズにスピネルは目を輝かせた。夜はまだこれからだ、ソファで父をいじめた後にベッドで可愛がってやろう。自分の頭上に迫るトパーズの大きな手が、自分を撫でるためのものだと信じてうっとり待つスピネルを見下ろし、トパーズは身を起こした。
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