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episode2-8

なるほど、だから京の周りには色んな女の子が寄り付くんだろうか、 そんなことを考えながら、俺は京からグラスを受け取った。 「…あ、美味しい。」 「そりゃよかった。」 「なんて酒?」 「シャンディガフ。ビールとジンジャエール。」 「へー…。」 高校くらいの頃、父親のビールを1口舐めたことがあったけど 苦くて二度と飲まないって思ったっけ。 「…ビールなのに甘い。」 「苦いの嫌いだろうと思って。気に入ったならよかった。」 これならちょっと飲んだくらいじゃ酔わないから、と京が言うから 普通の炭酸を飲むくらいの速度で、俺はそれを飲み進めた。

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