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episode2-10

「すげぇ普通な顔で飲んでるから平気なのかと思ったら酒弱ぇのかよ…。」 「ごめーんってば…、んーぅ…。」 「ほら、俺んちすぐそこだから。エレベーターで吐くなよ?」 「んー…。」 マンションのエントランスを入って 京に連れていかれるがまま、俺は京の家に足を踏み入れた。 「ほら、靴脱いで。とりあえずソファ座るか?」 「うん…。」 脱力感がすごすぎて ソファに座ったはいいものの、そのまま横にならないと重力に耐えられない。 「ほら水。」 「京飲ませてー…。」

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