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episode2-11

【京side】 ソファに無理やり横になったままの侑稀は 今まで聞いたことないくらい甘えた声で 京ー、と俺の名前を呼んで、両手を伸ばした。 「起き上がんねぇと水飲めないだろ?」 「んー、起こしてー。」 「ほら、よっと…。大丈夫か、もたれかかっていいから。」 俺が言うと 侑稀はこてん、と俺の肩に頭をあずけた。 「京、みーずー。」 「はいはい、ほら、水。」 「自分じゃ飲めないー…。」 いつもはわりと塩対応な侑稀が甘えてくるのがやけに可愛く見えて 俺は自分の口に水を含んで そのまま京の唇を奪った。

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