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episode4-31

「もしかしたら、ちずからのアクションを待ってるかも。」 「……そんな都合のいいことあります?」 「わからないじゃないー。」 そもそも嫌なら一緒にいないし、あなた達同棲同然でしょ? ミサトさんはそう言うけど 相手が大切であればあるほどそんなに簡単な問題じゃない。 「もう気持ち伝えてから何ヶ月か経つんだし、そろそろ踏み込んでみてもいいんじゃない?」 ちずらしくもない、とミサトさんは俺の肩を叩いて ファイト、と笑った。 【京side.end】

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