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episode5-45
「侑稀、指、入ってんのわかる…?」
「んんっ、んぅ、なんか、変な感じっ…、」
「もうちょい慣れてきたらよくなるから、ちょっとだけ我慢な、」
京はそう言って
入っている指を、ぐっと一瞬深く入れた。
「っ…!深っ…いってっ…、」
「…痛い?」
「いた、くはないっ…、」
「んならよかった。」
ゆっくりだけど確かに、俺の中で京の指が動いているのがわかって
ついその感覚を意識してしまう。
「ふっ…、今きゅって締まった。」
気持ちよくなってきた?
そんなこと、耳元で囁くから
なんか俺ばっかりやられてるみたいな気持ちになって
俺は自分の唇で京の口を塞いだ。
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