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episode5-47

京が指を動かす度に わざとなのかなんなのか、薄暗い部屋に妙に大きく音が響いた。 「んぅ、ねぇ、音、」 「侑稀の中が俺の指離してくんねぇから。」 「じゃなくて、わざとやってんだろっ…、」 俺が言うと 京はさらに動きを激しくして、音を立てた。 「っと、そろそろいけるかな、」 「んぁっ、んん、いきなり抜くなっ、」 「わり。…でも、」 もーそろそろ俺も限界、と 京は自分のそれをそっと俺に触らせて ちゅ、とキスをした。 「………いれてもいい?」 「ん、いい、から、」 「…痛かったら言えよ、」 なるべく優しくする、と京は言って ぐっと俺の両脚を開くように持ち上げた。

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