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episode6-18

いつもよりもささっとシャワーを済ませて、頭にタオルを被ったままリビングに戻る。 「ふっ、相変わらずはやいのな、」 「………待ってんのかと思ったから、」 俺が言うと いきなりがっついて悪い、と京は苦笑いした。 「………ほら、一緒に寝るんだろ。」 「…まじでいいの、」 「誘ったのは京のほうじゃん、」 その気がなくなったんなら別にいいけど、と 俺は、京の家よりも狭い自分のベッドに先に入る。 「あーもう、ほんとにお前は、」 そんなに可愛いことすんなって、と京は言って ちゅ、と俺の首筋に吸い付いた。

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