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episode6-36
駅からホテルまではものの5分程度で
そのままチェックインを済ませて俺達は一旦部屋に荷物を置くことにした。
「よっと…、おお、広いじゃん、」
部屋に入ると、大きめなダブルベッドがあって
思った以上に広い部屋だった。
「律らの部屋も同じ間取りでとったのか?」
「ん?あぁ。あっちだってカップルだからなぁ。」
いつもダブルベッドなのにツインにしたら寝にくいだろ、と京は言った。
「一緒に寝てるかどーかはしんねぇけど、」
「付き合ってんだから一緒に寝てんだろそりゃ、」
京はそう言って、ベッドに座った俺の隣に腰を下ろした。
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