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episode6-37
「侑稀、」
「ん?うわっ、ちょっ…、」
「侑稀補給。」
京は俺をとん、と俺を押し倒して
そのまま俺の唇にキスをした。
「んんっ…!」
「律達の前ではさすがにできねぇから、」
「当たり前っ、だろ、」
「だから補給しとかねーと、」
人を水分補給みたいに言うな、と俺が言うと
水分より大事、と京は俺を抱きしめた。
「………あっつい、」
「嫌?」
「……別に嫌じゃない、」
「ん、知ってる笑」
あーこのまま離したくねぇ、なんて言う京に
海行くんだろ、と言うと
わかってるって、と京は苦笑いした。
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