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来年には寮を出る。大学へ、行く?で、そっからなんだ?就職? ……そんなものいらない。俺は三浦がいればいいのに。 ただ日常を惰性に過ごしそして同時に三浦と同じ空間で過ごすこと。……今しか出来ない。この部屋でしか許されない。 目に見える有限は俺を日々焦りへ追い込んでいく。 俺は、この小さな密室を奪われることに怯えていた。 「んーううん。俺のが寂しい。だから今ここで一緒に死のうよ。そしたら三浦とずっと一緒にいれる。お願い、死んでよ」 三浦と二人っきりになれるこの部屋は世界で一番居心地が良いんだ。 ここで三浦と死ねたらどんなに幸せだろう。 永遠に三浦と離れない世界はきっとすぐそばにある。なのにそれはどうしてひどく遠い。 「なん、長沢、僕のこと殺したいん?」 「えー殺したくはねーな。だって三浦殺したら俺悲しくて自殺しちまう」 「はぁ?何それ。じゃあどうやって死ぬわけ」 「あー…練炭で心中とか?」 「うわガチ」 「んーでもなー、それこそ逆かな。殺されるなら結構イイかも。三浦が殺してくれるなら俺多少痛くても大丈夫だと思うしあんま怖くねーな。んで三浦が後追い。完璧」 「結局二人死ぬんか。どっちが先かで何か変わるん?」 「大違いだろー。俺はやっぱ三浦を殺したら悲しいとか寂しいとか、ぜってーツレーと思う。んで苦しくて逃れたくて自分がラクになりたくて死ぬと思うんだわ。でも三浦は俺を殺したあと、俺がぼっちで可哀想だから俺のために死んでくれるじゃん?」 「はは、すっげ自惚れてんな」 「えー違うの?」 「違くはないけど」 「んー。だからね三浦、俺のこと殺していいよ」 「……」 「三浦、殺して?」 三浦は、返事をせず立ち上がって俺のほうに来た。 俺の目の前でベルトに手をかけたからすぐにやめさせ、続きは俺がした。 制服も下着もまとめて掴んで真下へ引きずり下ろす。ベルトのバックルがフローリングに当たって鈍い音が鳴った。 出て来たモノをくわえる。すぐに堅く膨らんで先走りを垂らす三浦のチンコを貪るように舐め回す。 俺は膝立ちになって三浦の脚を抱えて、無心でしゃぶった。 「っ…!んは…、ああっ!」 「……ん ゙、…ん」 吐く寸前ぐらいまで奥に突っ込んでそこで喉を鳴らす、三浦が好きなやつ。 乱暴に俺の髪を掴んで、三浦は腰を振った。 よくないところを擦られて俺がえずくとやっぱりそれが気持ちいいみたいで三浦は艶っぽく喘ぐ。 そのうち三浦はイッた。 出たもの半分くらいは飲めたけど、でもやっぱりむせた。口いっぱいに精液の味が広がってゲロまずい。咳き込んでいると俺を見下ろす三浦と目が合った。 「ああっ…、くそ、まじ、病んでる長沢、イライラする」 「えー。イライラするけどムラムラするだろ?」 「死ね」 「んー、だから殺していいって」 「るっせーな。あー、やべえ、マジ無理。挿れっから」 「どーぞー」 ケツ解すのもそこそこに三浦は俺の上に跨った。 スるときは、ほとんど騎乗位だ。 オレのチンコはずっぷりと三浦の体内に呑み込まれていき、痺れるような快楽が突き抜ける。 そしてお互いなんの躊躇もなく、それは始まる。 三浦の両手のひらと十本の指が、俺の首に巻きついた。

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