102 / 227

言葉-kotoba-2

ソファに押し倒して仰向けに寝かせる。 キスは止めず、息がだんだん荒くなり唾液が混ざる音が部屋に鳴り響く。 「ふぁ…ん…みぃくん…。」 観念したのか、俺が頬を包んでいた手に手を重ねてきた。 俺より小さな愛おしい指先が絡んでくる。 「っ…。しゆ…しゆ…。」 胸から熱い想いが込み上げて来て、どうにも止まらなくなる。 ストッパーを掛けるものは、ここには何も無いし俺ら以外誰もいない。 指が絡まったまま、自分の右手を下におろす。 キスだけで大きくなっているしゆのモノに触れるとピクッと、身体が脈打った。 「っんぅ…。や…。」 目をぎゅっと閉じるしゆへの愛撫を続ける。 「ぁん…。っふ、ん…。やぁ…。」 「嫌じゃないでしょ?こんなに濡らしてさ。」 先端からは我慢汁が溢れ出てるのが分かる程、スボンが湿っている。 「ほら、ホントの事。…言ってみて?」 俺に伝えてよ。 しゆの気持ちを。想いを。 ちゃんと言葉にして聞かせて欲しい。 「…と…。」 微かに動いた口から言葉が紡がれる。 「もっと…。もっと頂戴…みぃくん。」 耳までも赤くなって、厭らしい顔を俺に向けて言う彼が狂おしい程にとても愛おしい。 「んっぅ…!ぁぅ…ん…っふぁ!ぁあ!」 キスをしながらズボンと下着を早急に脱がす。 直接触れるソレは熱く、大きくそそり立っている。 手で包み上下に動かすと、濡れた汁で滑りが良くなっていて、快感を与える為に最高の蜜だった。 「もっ…もうだめっ!イッちゃう!イッちゃうよ!」 首を左右に振りながら俺が与える快感に、必死になって耐えている。 もう駄目だと潤んだ目で訴え、握った手はギチギチと力が入っていて本当に限界なんだと伝わる。 「イキな。しゆ。」 囁いて黒く笑いながら、動きを早めると身体はさっきと比べ物にならない位跳ねて、我慢していた欲を外へと吐き出した。

ともだちにシェアしよう!