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言葉-kotoba-2
ソファに押し倒して仰向けに寝かせる。
キスは止めず、息がだんだん荒くなり唾液が混ざる音が部屋に鳴り響く。
「ふぁ…ん…みぃくん…。」
観念したのか、俺が頬を包んでいた手に手を重ねてきた。
俺より小さな愛おしい指先が絡んでくる。
「っ…。しゆ…しゆ…。」
胸から熱い想いが込み上げて来て、どうにも止まらなくなる。
ストッパーを掛けるものは、ここには何も無いし俺ら以外誰もいない。
指が絡まったまま、自分の右手を下におろす。
キスだけで大きくなっているしゆのモノに触れるとピクッと、身体が脈打った。
「っんぅ…。や…。」
目をぎゅっと閉じるしゆへの愛撫を続ける。
「ぁん…。っふ、ん…。やぁ…。」
「嫌じゃないでしょ?こんなに濡らしてさ。」
先端からは我慢汁が溢れ出てるのが分かる程、スボンが湿っている。
「ほら、ホントの事。…言ってみて?」
俺に伝えてよ。
しゆの気持ちを。想いを。
ちゃんと言葉にして聞かせて欲しい。
「…と…。」
微かに動いた口から言葉が紡がれる。
「もっと…。もっと頂戴…みぃくん。」
耳までも赤くなって、厭らしい顔を俺に向けて言う彼が狂おしい程にとても愛おしい。
「んっぅ…!ぁぅ…ん…っふぁ!ぁあ!」
キスをしながらズボンと下着を早急に脱がす。
直接触れるソレは熱く、大きくそそり立っている。
手で包み上下に動かすと、濡れた汁で滑りが良くなっていて、快感を与える為に最高の蜜だった。
「もっ…もうだめっ!イッちゃう!イッちゃうよ!」
首を左右に振りながら俺が与える快感に、必死になって耐えている。
もう駄目だと潤んだ目で訴え、握った手はギチギチと力が入っていて本当に限界なんだと伝わる。
「イキな。しゆ。」
囁いて黒く笑いながら、動きを早めると身体はさっきと比べ物にならない位跳ねて、我慢していた欲を外へと吐き出した。
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